カスタマーレビュー
芸術の理想と現実の世界 アキレスと亀 [DVD] ビートたけし
真知寿が画家になる夢を少年時代〜中年時代と追い続ける中で自分が描いている理想といつまでも売れない厳しい現実がぶつかり合う映画です。小さな頃に両親を亡くし、悲しい思いをしてきた真知寿が唯一、生き甲斐に支えとして自分の手から捨てなかった夢。それは画家になる事。何度、挑戦しても認められず、売れない。それでも妻と一緒に夢を追い続けた真知寿の忍耐強い芸術一筋の人生がこの映画で分かります。当然ですが、一般人の現実の生活で仕事もせずに自分の好きな事だけやっていられるのは認められない話です。真知寿がいつまでも諦めずに好きな事をやっていられたのもそれは夢を追い続ける夫を愛し続けた妻のおかげだと私は思いました。それがアキレスと亀で表しているという事ですかね。
芸術家という人を描く アキレスと亀 [DVD] ビートたけし
芸術の為ならある程度何かを犠牲にしても仕方がない。
という主人公視点で描かれる。
また、良き妻を持つと人はここまで幸せになれる。
アキレスは最後まで亀に追いつけないということなので、
アキレスはもあらゆる可能性を考え、もがき続けたたけしで、
亀は最後まで堅実に生活費を稼いでたけしを見守った妻という図式ではないだろうか?
しかし、柳からたけしに変わった時は誰?と思ったのは自分だけではないだろう。。。
芸術とは何か? アキレスと亀 [DVD] ビートたけし
とても、面白い映画でした。
芸術とは何なのかを考えさせられる作品です。
この作品を観てると、芸術とは自己満足だと
解釈してしまいます。とにかく、やってる
人達と周りで見ている人の世界観の違いが、
本当に面白いです。芸術なんて、好きな人以外は
世の中に不必要なものかもしれません。
特に絵は、音楽や映画と違って、分かりにくい
もの、評価しにくいものです。
一部のマニアに受ければ良しという風潮があります。
この映画では、そこの部分を非常によく表現して
います。
北野監督復活!・・・か? アキレスと亀 [DVD] ビートたけし
ここ最近の何作かを観るにつけ、もう武は終わっちゃったのかしらん
なんて寂しく思ってたところへ、あちこちから聞こえてきた賞賛の声。
おそるおそる控えめに期待しながら観てみたら・・・。
なかなかいい作品で胸をなでおろしました。「芸術ってなにさ?」という
おそらく彼も問い続けているのであろう普遍的な疑問に
武ならではのブラックな皮肉の効いた回答を提示しつつ、でもその一方で
傍からみたら滑稽でしかない「芸術に捧げる人生」てのも、それはそれで
幸せなんじゃないの、という優しい眼差しも感じさせる映画だったと思います。
まあ細かいことを言えば、みなさんがおっしゃるように、青年期のマチスの
違和感ありありのキャスティングとかエンディングの甘ったるさとか、
ちょっと気になる点もちょこちょこ有りますが、今後の“北野監督”に大いに
期待を持たせてくれる佳作でした。
で、多くの方がふれている「アキレスとは?」「亀とは?」の解釈ですが、
私は「アキレス=なにかを極めたい、向上したいという、個人の極めて私的な
欲求・亀=それに対する周囲の評価とか社会一般的な価値観といった公的な
ものさし・尺度」みたいなことかななんて思ったのですがどんなもんでしょか・・・。
ここまでできる?という問いかけ アキレスと亀 [DVD] ビートたけし
才能のあるなしに関わらず、主人公がここまで芸術を突き詰めていくことができることへ敬意を感じました。(一部倫理的にどうかというところは除く。そこはあくまでも映画をいうことですが。)
中途半端にアートをかじっている自分をしては、ここまでできるか?と監督に試されている気がしまして、身を引き締められる思いです。
ちなみに、アキレスと亀は何かというのは、人により解釈は異なるでしょうが、僕はアキレスは主人公で、亀は芸術だと感じました。
監督、次回作、また期待してます!
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