良心的ロックファンを自認する方々からは産業ロックと揶揄されたこのバンド。
売れることはそんなに悪いことなのか?私はヘンリーカウも大好きですが、この頃のスティクスも大好きです。
アルバムに登場した曲を、最後の「グランド・フィナーレ」で再登場させているこの手口は、ジェネシスが「トリック・オブ・ザ・テイル」等で好んで使用したプログレの手法。
こだわりのあるプログレファンにはあえて薦めませんが、純粋に音楽を楽しみたい方、ぜひ一度聴いてみてください。
ちなみに「ベイブ」が売れてしまってからは本当に魂まで産業化してしまったようでどうにも弁護はできないが、このアルバムと次の「ピーシズ・オブ・エイト」は完璧です。曲が良くできている。
名曲Come Sail Awayは米国でヒットし日本でもまれにですがようやくTVで目にするようになったころのアルバムです。先の名曲はもちろんMiss America、Fooling your selfなど代表曲もありますが全体としてはコンセプトアルバムになっているお得意のパターンになっています。