カスタマーレビュー
しあわせってなんだ たみおのしあわせ [DVD] オダギリ ジョー
岩松不思議ワールド作品。
結婚しているひともしていない人も立場が良くわかるようなわからないような。
でも、一人一人それなりに生きている感じが、憎めなくていい。
最後は、不思議で終わってしまった感じでした。
不思議なおかしさ たみおのしあわせ [DVD] オダギリ ジョー
始めは「地味な感じ?」と思いましたが、観るに従って引きこまれてゆき、気がつけば目が離せなくなってました。
観終わった感想は「なにこれ?おっかしーw」でした。そしてすぐに二回目をみたのですが、1回目よりさらに細かい所のおかしさがわかってハマリましたw
登場人物達がいちいちおかしいですw
予告で「幸せとは?」とありましたが、そんなテーマよりも、個性的な登場人物達をみているだけでニヤニヤ笑いが出ました。
石田えりさんの初登場場面、笑えますw
カラフルでおおげさな笑いはないけれど、不思議なおかしさが後を引く作品だと思います。
味のある映画という感じでしょうか。
ちなみに私は 三木聡、三谷幸喜、松尾スズキの作品が好きです。
このあたりが好きな方にはお勧めです。
う〜ん、やっぱり厄介だと思う(笑)。 たみおのしあわせ [DVD] オダギリ ジョー
岩松了は不思議な劇作家である。そしてなんとも厄介な映画監督である。
東京乾電池、柄本明、竹中直人。舞台での、才気ある人たちとのコラボで存在感を見せつけながら、必ずしもその作風は万人向けとは言えない。例えば、同じ演劇人の三谷幸喜と比較してみても、その資質はまるで違う。シチュエーションと会話の面白さで観る者を笑いの渦に巻き込む三谷は、いかにもハリウッド映画っぽいが、細かな感情の機微でクスクス笑いを誘発する岩松は、フランスや北欧映画のテイストだ。
彼が手掛けたこの映画においても、日常的世界の当たり前と思える事象や些細な動作、感情を摘みだし、凝視、デフォルメする事で見えてくるシニカルなユーモアと温かみを醸し出させるような感覚は飽きさせないし、小林薫や石田えりの使い方など実に上手い。
物議をかもしたラストの10分間も、一見唐突だが、いかにも岩松らしい展開だとも思う。ただ、最初のサプライズはともかく、あの結末は何を意味するのか?映画ファンにはお馴染みの2本の名作の名シーンからの引用だが、果たしてオリジナルの解釈そのままに読み取ればいいのか(笑)。音声解説を聞いても、はぐらかされるだけで真意は分からない。
岩松のニタッとした笑顔が浮かびつつ、う〜ん、やっぱり厄介だなと思う。
「予定調和」に終わらないクセモノ作品 たみおのしあわせ [DVD] オダギリ ジョー
岩松監督いわく、本作はTV用に書かれたもののようだ。それだけに映画的フレームでないのが気になる。オダギリジョー、麻生久美子、原田芳雄、大竹しのぶ、小林薫というキラ星のごとくの俳優を揃えてのアンサンブルは見事であるが、監督の自己満足が出すぎている嫌いがあるのだ。しあわせ、っていうのは一筋縄ではいかない。そのメッセージはよく伝わるのだが、何かチグハグな印象を受ける。あっと驚くラストシーンも最後の母親を探すシーンがよくわからなかったし。やはり岩松了は演出よりも俳優のほうがしっくりくる。映像的にも「まずロケ地ありき」の感じで、朴訥な田舎の雰囲気と、豪勢な結婚式場のイメージも合わなかった。冒頭、せっかく横浜のベッドタウン・上大岡から始まるのだから、撮影もその近辺にすればよかったのに。悪い出来ではないが、予定調和には終わらない曲者作品なので、観る人の感性が問われるシャシンだと思う(笑)。星3つ。
ラストで一気に評価ダウン たみおのしあわせ [DVD] オダギリ ジョー
オダギリジョーと麻生久美子、そして岩松了。「時効警察」ファンは、この顔合わせ&タイトルで脱力ギャグとまったりしたホノボノ系ラブストーリーを期待して映画館に足を運んだと思うのです。私もその一人ですが...。
クライマックスまでは、そんな感じで、小ネタが飛び出し、岩松了監督自身や江口のりこなど「時効警察」関連の人もちょい役ながら顔を出す。そして勿論、オダギリジョー、麻生久美子、原田芳雄、大竹しのぶ、小林薫ら豪華キャストの演技も素晴らしいしコメディ部分も笑える。さらに、シャツをきっちりズボンに入れるダサい・オダギリジョーと謎の人物・忌野清志郎にはニヤリとさせられました。(笑)
しかし、結婚が目前に迫った頃、映画は突然トーンを一変させます。コメディーとして展開し、コメディーとして完結すると思っていたら、虚を突かれましたよ。
そういえば、登場人物全員が謎を抱えている。主人公は、引きこもり気味だし、叔父さんは、胡散臭い商売をやっているようだし、父親は女癖が悪そうで、その相手の女も俗物だ。普通に見えた婚約者すら、まともではなそうな雰囲気が漂うというのはありました。
要するに、映画が描こうとしていたのは、民男と瞳のカップルの物語ではなく、民男と伸男の父子の物語でした。しかし、しかし、ラストは「卒業」と「フィールド・オブ・ドリームス」のパロディがやりたかっただけか? と言われてもしかたないでしょう。カタルシスもあったもんじゃない。
決して大団円である必要はないけれど、この映画に観客の多くが求めているのはこのラストではない。あえて、観客の思いを不完全燃焼させる意図なんでしょうが、そんな皮肉はいらない。不安や胸騒ぎを残しつつゆるゆるとしたエンディングこそ、この映画にふさわしいと思います。
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