カスタマーレビュー
G.ハリスン等の特集、小さな記事、旧作再発予定、2009ロックカレンダーが良い 大人のロック! 2009年 冬号【Vol.17】〔雑誌〕
まずG.ハリスンの特集が良い。ジョンとポールの影に隠れがちだが、ビートルズ時代もソロ時代もいい仕事をしたジョージに光を当ててくれて嬉しい。杉真理と本秀康の対談を読み久しぶりにオール・シングス・マスト・パスを聴きたくなった。クラウド9にちなんで、ジョージと9人の女性等、9と結びつけた記事が面白い。中でも頭突きされたり、搾取されたり等お騒がせ9には思わずニヤリとする。J.ベックの特集では彼のテクや歴史だけでなく日本ツアーマネージャーが見た素顔が興味深い。明日に架ける橋の分析も的確。直後の柴門ふみインタビューが楽しい。ミュージシャンでない人が熱く語る頁を今後も望みたい。本号で映画監督堤幸彦がロックドキュメンタリーを語るように。ドキュメンタリーと言えばシャイン・ア・ライトの記事は映画への期待を高める。他の小さな特集・記事では、ビートルズ解散後の4人の70年代の対決と交流、アコギの魅力、Lez Zeppelinへのインタビュー、とんでもロッカー伝説・悲劇のロックスター篇(飛行機墜落死した人や耳の問題に悩む人が多いのに改めて驚く)が関心を惹く。ウォール・オブ・サウンド好きとしてはフィル・スペクターにフォーカスした2頁は彼の写真も見れて感激。ボスをチルドレンの1人とするのは正しい指摘だ。
そしてCD&DVD発売予定の記事と広告。最近はSHM−CDでの名盤再発が多い。高音質のSHM−CDで手元に置くのは何にするか、選択に悩むが、当面再発される作品を知るのは肝要。本誌は計画を立てるのに役立つ。SHM−CDではないがジェネシス初期作品の再発も要注目。付録の2009年ロック名盤カレンダーはペラペラだが、スターの誕生日に限らず、死去の日、歴史的イベントが行われた日等情報量は多い。チープさはあるが名盤ジャケットも月毎に印刷。オフィスで使うことにしよう。
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