カスタマーレビュー
帰ってきて バースデー スネオヘアー
私は決してスネオさんが“ロック”だから好きだったわけではありません。けれどスネオさんは、もっとがむしゃらで貪欲だったと思う。私はそれが大好きだった。その中に、彼の優しさや強さや、甘さや切なさが見えた気がしたから。丁寧に作りこまれた詩的なロック。最近そんなスネオさんが見えなくなってきた。前はぎりぎりまで“隠して伝える”ことが出来た(「訳も知らないで」はその典型だと思う)のに、最近はあまりにもストレートに言葉を選び過ぎていてチープなんです。聞く人によっては聞きやすいのかもしれませんけれど。
私が一人のアーティストにのめり込んだのは彼が初めてでした。初期の路線から逸れはじめたと感じた時も初期が良かったと嘆いたわけでもありません。それはスネオさんの“進化形”だと信じていたから。だけど、もう気付いた時には私の好きだった本来のスネオさんのスタイルからどんどん離れていました。今となっては“過去”の曲を聞くしかありません。何度も言いますがロックを求めているわけではないんです。スネオファンならこの気持ちが分かるはずです。 しばらくはスネオさんから離れます。
ついに見失ったか・・ バースデー スネオヘアー
玄人受けする曲はもはや皆無。
「スカート」に並ぶ駄作と言える。
音がどんどんダサくなってて、打ち込みのドラムは本当にダサイ。
JAPAN読んで喜ぶような勘違いな自称音楽マニア向けに売る気っぽい。
音楽的には傑作「東京ビバーク」の手法でやるしかないと思いますが。
商業的にはそろそろ大きく売れないとヤバイということでしょうか?
スネオが大好きだからこそ許せなかった。
心からがんばってほしい。
スネオから生まれたスネオはスネオでした バースデー スネオヘアー
出会いも別れも苦手だけど、一番面倒臭いのは再会なんじゃないかと思うことがある。好きだったバンドの再結成を100%喜べない人も少なくないだろう。重要な第一印象は既に済んでいる、別れる前のイメージも付きまとう。良くも悪くも、再会は過去を連れてくる。
「フォーク」で何か惜しいなと思いつつ別れて以来、久々にテレビから聞こえてきたスネオヘアーとの再会、「言いたいことはいつも」は実に爽やかだった。本当にあのスネオか?と疑うほどに爽やかすぎた。一応シングルはチェックしてたけど、久々にアルバム買ってみるかと思わされた。というわけで、「バースデー」を聴いてみた。
これは意図的なポップラブソングアルバムだ。スネオヘアーの表現欲求とは別に造られたみたいに感じる。要はちゃんとフィクションを主張しているのだ。 キーワードは「サヨナラ」、アルバムタイトルこっちのほうが良かったんじゃと思うくらい。愛の美しさとか淡い恋の魔法とかはない、光りあるポップソングにさえ影を見つけてしまう土俵際の煮え切りの悪さ、信じていたい夢や希望が持つ嘘臭さも残している。爽やかすぎたと思った「言いたいことはいつも」は静かなオリジナルバージョンもちゃっかり入っていたし、マイナーなメロディーも不機嫌なギターフレーズも御健在。自分にそう聞こえるだけかもしれないが、ああ、なんだ、やっぱりあのスネオじゃないかと思わされた。 あと「共犯者」が素晴らしい。初っ端からピークを向かえているような展開、十分ポップスターを名乗れる名曲だ。
スネオファンからしたら反応も別れそうだが、アーティストの情報を無視して作品のみ評価をしたなら、普通にいいアルバムだと思う。特にこのアルバムで出会った人は、ポップスとしてすんなり受け入れられるはず。そして自分も好きです。 渡辺さん、普通にいいですよ。
振り切れてしまったらどこへでも行ける バースデー スネオヘアー
ここ数作、曲単位で好きになることはあってもアルバムとしてのイメージは掴みきれないものを感じていましたが、まるでコンセプト・アルバムであるかのようにトータルとして素晴らしい一枚です。一曲一曲は短めですが、無駄な音が一切なく、唄いたい言葉・鳴らしたい音がぎゅっと凝縮されていて、スネオヘアーのセンスの良さが際立っています。(「言いたいことはいつも」が2バージョン収録されているのも心から納得!)
なんて澄み切ったポップなんだろう。そしてしっとりと聴かせたかと思ったら一気に攻撃に転じて攻め上がっていく振れ幅の大きさ…「電話」「歪んだ二人」の静かな、しかし激しい叫びは胸に迫ってくるものがあります。
先行シングルの「共犯者」がびっくりするほど良かったので期待はしていたのですが、こんなに興奮させられるとは。彼に何があったかはわかりませんが、詞の作り方も今までとまったく違っていて、タイトル通り新しいスネオが確かにそこにいる。一度振り切れて、潔く何でもやれる自由を手に入れた、そんなイメージです。
スネオヘアーの代表作になっていくアルバムだと確信しています。
ポップ? バースデー スネオヘアー
カナシミに収録されている『happyend』や、スカートに収録されている『ターミナル』のようなポップなラブソングが大半を占めているアルバムだと思いました。とてもお洒落にまとまってます。 が、それゆえに、わたしのように『セイコウトウテイ』や『アオイソラ』『ストライク』『パイロットランプ』『悲しみロックフェスティバル』といったスネオヘアーの哲学的なロックが好きな方には少々物足りなく感じるかも知れません。 けして駄作ではないし、こういう方向性も面白くていいと思いますし、アーティストに毎回同じようなものを求めてはいけないのも分かっているつもりです。 ただ、それでもやっぱり次回はロックを前面に出したアルバムを出してくれると良いなと思っちゃうんですよね……わがままなファンですみません。
最新レビュー バースデー スネオヘアー
収録曲・トラック
Disc1
1.共犯者
2.言いたいことはいつも
3.夏になったら帰ってきてね
4.気まぐれな季節のせいで
5.bird call
6.サフラン
7.スキップ
8.電話
9.歪んだ二人
10.LOVE YOU
11.バースデー
12.言いたいことはいつも -original ver.-
13.スターマイン
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