カスタマーレビュー
原作より劇的 ジェイン・オースティン・コレクション ノーサンガー・アベイ [DVD]
「高慢と偏見」や「ブリジット・ジョーンズの日記」を手がけたアンドリュー・デイビスの脚本によって原作より起伏のある劇的な仕上がりになっています。また、日本の読者には分かり難いゴシック・ロマンスについても、キャサリンの妄想や夢に登場するものとして描かれています。またそれは同時にそのためにヒロインが大変な誤りを犯す伏線となっています。
ただ惜しむらくは、ラストが少し端折ってあります。原作をご存じの方なら違いも含めてお分かりになると思いますが、何もご存じない方は、もしかしたら結末に戸惑いを覚えるかもしれません。
ただ、気楽にラブロマンスを観る感覚で文芸作品を味わえるという利点は大きいと思います。
女性の大方はきっと好きになる作品だと思います。
チャーミングで純真な少女の成長物語 ジェイン・オースティン・コレクション ノーサンガー・アベイ [DVD]
J・オースティン原作のテレビドラマ化(ITV製作)。
本国イギリスではポピュラーな女優、フェリシティ・ジョーンズが
ややオタク的でありながらも純真でまっすぐな性格の、キャサリンを好演しています。
原作と同じく、ホラーファンタジーやミステリー小説に
はまっている文学(オタク)少女、キャサリン。
年頃になり、“結構綺麗な娘さん”に成長した彼女は
知り合いのお誘いで、社交場バースへ赴く。
そこで出逢う、かなり個性的な人間の面々と“運命”。
ノーサンガー・アベイが彼女にもたらした数々の「人生勉強」とは?
彼女の目をとおして、人間の強さやもろさ、偏見と真実の愛が学べるはず。
大ヒットしたBBC版『高慢と偏見』のスタッフが
製作参加していることもあって、オースティン作品がもつ
ツボをうまくおさえつつも、現代的な演出方法もあいまって
とっても楽しく見れます。
オタク少女が“現実”と“オトナ社会”を知ることで
しっかりとした女性へ変わっていく様子が見もの。
フラッシュバック形式で挿入される、キャサリンの「妄想」や、
夜、たった一人で旅立たなければならない、ハラハラの姿など
今の女性にも「あるある」なシーンが共感を覚えます。
ラストはやや駆け足〜〜!?と思うほど、物足りなさはあるのですが、
全体的な展開としては見ごたえ十分。
“王子”ともいうべきヘンリー役の俳優は、一見美男子とはいえないのですが、
コリン@ダーシー卿と同じく、見ていくうちに魅力にハマる演技で
好感がもてます。お声がすごく良いですね。
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