カスタマーレビュー
絶妙な変化球 ガチバン [DVD] 窪塚俊介
コテコテのヤンキーものかと思って観たら全然違った。
これは一本取られたって感じ。パッケージとは違い相当な変化球を投げてますね。
もちろんケンカもあるんだけど、他の作品と違ってケンカ以外のところが最高に面白い。
窪塚俊介の演技もいいと思う。窪塚俊介はこういう感じの役が上手い気がします。
佐藤二朗さんも最高でした。観て驚いてほしいのですが、佐藤さんの役は見所です。
とにかくアバンギャルドなこの作品、他のヤンキーものと一線を画している。
ひとつ言わせて頂くなら、ちょっと音楽が安っぽい感じが残念でしたが。
窪塚俊介の才能を浪費している糞シナリオ ガチバン [DVD] 窪塚俊介
クローズZEROやワルボロなど、近年まれに見る不良邦画の良作に恵まれた昨今、ビーバップ世代の私としては久々に不良映画熱が燃え上がり、このあきらかにクローズZEROやワルボロの人気に乗っかった贋作映画を見てしまった。
公開が単館で一週間のみという事からわかるように、映画と銘打ってはいるが、あきらかにVシネマレベルの造りだった。
「そんなのわかりきった上で見ろ」と言われればそれまでだが、それにしても糞すぎるシナリオには参った。
パンフや映画紹介に描かれている、主人公と敵ボス以外の、三羽カラスや敵不良キャラの数々が、それぞれまったく活躍していない。
敵キャラの一人「喧嘩の神様」にいたってはセリフもなく、やられる瞬間の五秒のみの出演という酷さ。
キャラを際立たせるエピソードや、喧嘩パートがペラッペラの原因は、長々とした意味のない演劇パートと、謎の中年扮する「ザーメンの精」と主人公とのかけあいに時間をとられたためだ。
特にわずか74分の作品の中で、ザーメンの精とのかけあいに10分以上裂くというのシナリオの糞さには、脚本家の神経を疑ってしまう。
敵ボスにしても、見事な糞キャラ設定の上に、俳優もこれまた大根。見るにしのびない。さらに演技もさることながら、服を脱ぎ肌をあらわにしたその姿は、筋肉もほとんどない貧相な体で、敵ボスの風格0だ。
そんななか窪塚俊介の演技だけは素晴らしかった。
糞シナリオのなかで、窪塚俊介の光る演技が、霧にかかってしまうのを見るのはとても残念だが、それでも窪塚俊介の演技は見ていてとても小気味よかった。
本来は☆ゼロの糞映画だが、窪塚俊介の演技に時に感心し、時に笑ったこともかんがみて、☆一つが妥当という映画だろう。
クローズZEROの小栗旬、ワルボロの松田翔太、それぞれ素晴らしい映画の役に恵まれ、いきいきとヤンキー役をを演じきっていたが、俳優としては決して演技力で劣っていない窪塚俊介が、糞シナリオに埋没してしまい、輝きを消されてしまったのは残念だ。
ぜひまた違うフィールドでの窪塚俊介の演技を見てみたい。
最新レビュー ガチバン [DVD] 窪塚俊介
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