エディターレビュー
ティム・バートン監督×ジョニー・デップの6度目となる顔合わせは、傑作ブロードウェイ・ミュージカルの映画化。19世紀のロンドンで、床屋がカミソリで客を殺し、階下の女主人が死体を材料にミートパイを作って売る。ショッキングな物語で、オリジナルの舞台版でも大量の血が流れる異色の作品だ。バートンは、オリジナルの精神に忠実に料理したと言っていい。モノクロのようなダークな映像に、人工的な鮮やかな真紅色の血が流れては、飛び散る。あくまでも「作りもの」の様式美に、パックリ割れる傷口で映像ならではの残虐性を加味。バートンらしい、リアルさとケレン味のミックスした世界にどっぷり浸らせてくれる。 本格的な歌は初挑戦だというジョニーは、自らの魅力的な声質を存分に生かし、オリジナルの複雑なメロディを見事にこなしている。その他、アラン・リックマンの嫌らしいまでの悪役ぶりや、サシャ・バロン・コーエンの名人芸的な道化演技など、全キャストがすばらしい。映像と演技によって、この映画版は、もはやミュージカルというジャンルでは括れない怪作に仕上がったが、登場人物の複雑な愛憎ドラマにはしっかりと焦点を当て、行き着く先のラストシーンは、愛の終幕として完璧な図となっている。(斉藤博昭)
カスタマーレビュー
ミュージカルをコミカルに観れる映画です。 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組) ジョニー・デップ
自分の愛する妻と子を奪われた理髪師が、復讐するために自分の店で相手が訪れてくるのを虎視眈々と待つ様子をミュージカル形式で描いた作品です。
舞台はイギリス。華やかな生活を送る貴族がいる反面、どぶねずみのような生活を送る人々もたくさんいる時代。
生活は貧しくても愛する人と暮らすことができた主人公は幸せな生活を送っていた。
しかし、判事の理不尽な裁判により、無実の罪を着せられ妻と子供との幸せな生活は断ち切られる。
何十年もさまよった後、幸せな生活を送っていた地にやっと戻ることができた主人公は、妻と子供が判事により奪われてしまうことを聞かされる。
会えるのを楽しみにしていた主人公は、自分の幸せを奪った判事に復讐を誓う。
この映画を見て思ったのは「音と絵で伝える力の巨大さ」です。
映画自体は復讐をテーマにしただけあって、全体的に重いイメージを醸し出しています。
重い・暗いといったイメージを出すために、ミュージカルの重厚さが所々で使われています。
ミュージカルは初めてみたのですが、音楽でこんなに憎しみを伝えることができるのか、と驚きました。
それは、ただ音を出すだけでなく、声の力強さや表情が見てるこちら側にも伝わってくるからです。
ミュージカルを見たことのない人でも、きっと楽しめる作品だと思います!
素晴らしい!! スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組) ジョニー・デップ
ティム・バートンファンではないが、この映画で好きになった。
ミュージカル映画はなかなか良いものがないのだがこれは素晴らしい。
ジョニー・デップも過去一番の演技ではないだろうか、歌も含め実にかっこいい。改めてテティム・バートンとの相性の良さを感じた。
ミセス・ラヴェットもはまり役でキャスティングも上手い。
サントラも購入したなかなかの良盤だ。お薦めのミュージカル映画だ。
映画館にも観に行ったが、イケメンデップ目当ての客のがっかり顔が印象的だった。
観る人を選んではいけない。 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組) ジョニー・デップ
勝手に勧善懲悪復讐劇を期待していたせいか、蓋を開けてみてビックリ。切るわ切るわ、復讐に無関係そうな人ばっか。 しかもミセス・ラヴェット自身言ってたけど、「よそ者や身寄りのない者」を選んでいる辺り確信犯。 それに、家族が一緒にいたことで殺害を免れた客がいましたが、家族があそこにいなかったら殺されていただろうわけで、上記のルールから外れて矛盾することになる。結局手当たり次第だったの?
要は最初から彼を、『感情移入できない大量殺戮者=悪役』として観れば楽しめたかもしれない。(それでも、同じ条件で言ったらシークレットウインドウの方が断然好きですが。)
ただ、モノトーンの映像美はさすがバートン。 ジョニーはしばらく歌から離れていたせいか声量はイマイチでしたが、美声は相変わらず。 トビー役の子も大勢の前で立派な歌声を披露してくれてたし、そんなわけで演出の上手さに★3つです。
ストーリーが気にならない方、ジョニーが出てれば良いって方は楽しめるかと。
こういったお話の原典? スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組) ジョニー・デップ
最近よくこんな原典?物を眼にするというか、これだったのね、みたいな。
そして、くっきりはっきりした気分になるのでした。
ジョニーの歌も上手ですね。
これだけ上手なミュージカルも珍しいのでは、というか進化したと言うべきか。
監督もさすがです。
ちょい残酷だけれど、良く出来ている。
カビカビカビカビ スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組) ジョニー・デップ
CGでしかつくれない霧のぬけきらないようなダークな街並みがすごく神秘に思えた。
造り物って分かってるけどやっぱり生々しいよね…あの刻んであるシーンは…。
地下のカビと異臭がこもったような雰囲気が闇の部分を存分に映しだしてたから死体のシーンはもうちょっと減らしてほしかった。
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