エディターレビュー
「たけしのコマ大数学科」は、ビートたけし、現役女子東大生、コマネチ大学数学研究会が、さまざまな数学の問題に挑戦する30分番組。出題される問題は、「フィボナッチ数列」「ケプラー予想」「トポロジー」「トイレットペーパーの巻き数」など、大学の数学レベルで難問ぞろいである。難解な数学の問題なのに、見終わった後には視聴者もしっかり理解できる構成が非常に秀逸だ。普段見せない真剣な表情で答案用紙にペンを走らせる姿から、ビートたけしの本気度が伝わってくる。また、解答法のみならず、その理論の応用例なども紹介しているので興味深い。ゆるくなりかけた脳を活性化し、美しき数学の世界へ誘ってくれる本作品はまれに見る傑作だ。(仲村英一郎)
カスタマーレビュー
最近番組を見始めたファンはぜひ!一応、特典映像はDVD用撮り下ろし たけしのコマ大数学科 DVDBOX 1 ビートたけし
#1(2006年4月)から#10(6月)までを 順番に収録した本作は、
途中から見始めた人・番組自体が放送されていない地域の人にとって
まとめて一気に振り返ることができる嬉しい商品です。
「第1期」とは最初の1クール(3ヶ月)目のことで、
本編はおそらく放送された素材を ほぼそのまま収録したもの。
特典映像はDVD用撮り下ろしで、
番組当時はまだ未解決だった「ポアンカレ予想」について解説しています。
ただし、
竹内・中村先生とコマ大チーム4名のみで
マス北野や現役東大生らは特典映像には登場しません。
一応 初かい版には限定特典も付き、
「1限目 本編112分+特典10分」「2限目 本編109分+特典6分」と
ボリュームも悪くありません。
番組を全て録画してしっかり観ている人が
特典映像だけのために購入するのはちょっと酷かもしれませんが、
最近番組を見始めたファンは ぜひチェックしておいてください。
哲学と数学をいっしょにやろう! たけしのコマ大数学科 DVDBOX 1 ビートたけし
最近、息子に哲学入門書を贈られました。私は最近たけしのコマ大数学科を見てると言ったので、
数学の本かと思ったのです。でもの哲学書でした。哲学と数学とどうつながるのだろう
と思ってウィトゲンシュタインの伝記を読んでいたのです。すると、わかったのです。学問というと
自分には関係がないと思っていたのが、自己の開放なのです。
数学は紙と鉛筆で自分で考えますよね。そこが大切なのだと気づいたのです。
この問題はどの法則が当てはまるのだろう、とかぐるぐる頭をかけめぐります。計算のどこが失敗したのだろうか。でも、本当に1週間くらい家事をしながら考えます。そう思っていると世界が新鮮なのです。海外旅行をしなくても探検したりしているような気持ちになります。想像力を鍛えるのにいい学問だと思います。竹内先生や中村先生もいい先生だと思います。
傍観するのではなく自分も参戦しよう たけしのコマ大数学科 DVDBOX 1 ビートたけし
私が思うコマネチ大学数学科の正しい視聴方法は、生放送で見るのではなくまず録画し、冒頭の問題を書き写したところでいったん止めて、どんな方法でもいいから自分なりの答えを作り、再び再生しながらマス北野や東大生、場合によってはコマ大生と共感するところにあると思う。竹内薫や中村亨のうんちくがさらに新しい興味分野をかいま見せる、受信料払ってでも見たいと思わせる番組だ。偶然、書籍版を発見したことからこの番組を2年目の途中からかかさず見ているが、さすがに初回からの再放送はないだろうとあきらめていたのでDVDになったのはとてもうれしい。星は10個くらいあげたい。
現在のクイズ番組ブームを再燃させた基を築いた番組こそ、この深夜番組です! たけしのコマ大数学科 DVDBOX 1 ビートたけし
昨年の後半に入ってから、とりわけどこの番組でも「お笑い系クイズ番組」「少し教養あるクイズ番組」が非常に多くなりました。
クイズ番組自体は昔から人気があります。古くはNHKで柳家金語楼さんと水の江滝子さんがレギュラーだった「ジェスチャー」などがありました。お若い頃の久米宏さんが司会、コント55号の「ぴったしカンカン」、田宮二郎さんの「クイズ タイム・ショック」など枚挙にいとまがないほどです。
「学問」を根底にテーマ作りをしたという観点ではビートたけしさんと逸見政孝さんの「平成教育委員会」が走りでしょうが、昨今「決定的に影響を与えた番組」…これは「たけしのコマネチ大学数学科」である、これは確信しています。
木曜日の真夜中(=金曜日回った午前1時過ぎ)にフジテレビ系列で放送されているこの番組。2年前からビートたけしさんと現役美人東大生、更にはダンカンさん率いる身体張ってのコマ大チームで非常に難しい数学の問題を解いていくという当時では珍しい趣向の番組。しかしじっくり見ると…こんなに数学の定理が面白い、そう感じさせる番組はなかった…そう思います。
昨年末にはイギリスで主催された「第35回 国際エミー賞」にもノミネートされましたが、惜しくも受賞を逸しました。この時のビートたけしさんの発言は素晴らしい、さすが海外で活躍されてきている人だな、そう感じました。(詳細は他の出演者の発言を参照されると分かります。)
数学をここまで徹底的に解明しようとするたけしさん始め、番組出演者やスタッフの皆さんにも感慨を覚えます。放映されていない地域の方々も含め、是非このDVD、ご覧下さい。文系の僕でも数学は崇高で美しいものというたけしさんの発言内容に賛成出来る番組です。
最後に当初、番組に出ていた「さばヒカルさん(たけし軍団のお一人)」の享年37才でのご冥福をこのDVDを拝見しながら心よりお祈りします。
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