カスタマーレビュー
25年目のボトムズと7話「狙撃」 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 4 [DVD] 郷田ほづみ
今回の7、8話はTVシリーズでも1〜3話他、数々の名エピソードの脚本を書かれた"五武冬史"氏が担当されています。(ちなみに次巻の9話まで"五武冬史"氏が担当)
実に25年振りともいえる"五武冬史"氏によるボトムズのシナリオは衰えることは無く今作7話もAT輸送機の中でほぼ展開するストーリーで、ありながら味のある展開も実に良かったです。
このOVA新シリーズは一見すると1〜2話単位での話の展開と見えますが話数が進むほどに、いろんな設定が各所で練りこまれているのに気づかされます。
たとえば3話から登場のAT輸送機ではATが格納されている部分が底部にあります。つまり機体が浮かないとATが排出できない構造になっています。7話ではAT輸送機が不時着し底部が開閉できなくなり、簡単にATが出撃できないといった危機せまる物語の展開が可能になったと思われます。
そして6話でのポリーマーリンゲル液で基地が大爆発した事が星全体の環境へも影響をおよぼしている事も8話で判明し、設定のつながりが見えます。
7話の内容では収録時間的にATの活躍は無いと思っていましたが短い展開なりに地上に降り立ったATは、それまでのうっ憤をはらすように地上で走りまわるバーコフ分隊のATの動きは爽快に感じました。
このシーンのBGMも新曲で、なかなか良かったです。
8話は「冷獄」のタイトルでしたが本当の冷獄は次回の話数な感じですね。
公式HPでの現時点での最新PV(vol.8)では宇宙での戦闘などATの物量戦が見られそうな内容になっています。
やはりTVシリーズ「終戦」前の大戦闘がおこなわれるのか今後、ラストまでの展開に期待してしまいます!
8話「冷獄」とAGゴダン機 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 4 [DVD] 郷田ほづみ
8話ではワップも再登場で、こんな頭が悪そうで偉そうなキャラの人間模様も描くのもボトムズシリーズらしいです。
ワップは少尉に昇格するも軍から貧乏くじをひかされたのを知らない事を彼は気づいていないもの憎めないキャラですね。
ギルガメス浄化委員会と名のる者にバーコフ分隊の資料を渡されるワップは隊員の過去を知ります。
バーコフが降格させられている点(ワップも優位に立とう密かバーコフと交渉する)がストーリー上で触れられていますがバーコフだけが現時点で過去を多くは語られていないのでこれからの彼の行動も注目点ですね。コチャックはAT開発の元技術部であることも判明!
前から少し明かされているバーコフが天文学に詳しい部分のからみは8話でもつながりが見えました。
戦闘ではATの脚部に装備「アイスブロウワー」の機能も伴って軽快に雪原をかけめぐります。ATはやはりローラーダッシュが絵的にもしっくりきます。
爆発や煙のエフェクトも手書きで表現され、従来のアニメのメカアクションのイメージも損なって無いと思います。
青い空に白い雪原上での迷彩塗装のATは、より重量感が表現できており、とにかく新鮮に見えました。
バララント軍のチャビィーはやっとの登場でしたがチャビィーとしての機体個性(動き)の表現があまり無く少し残念です。
分隊の中でもコチャックの秀でた部分が不明でしたが今回でポリマーリンゲル液の配合に詳しい事がストーリーの進行上、自然と分かりました。以後も彼の力を必要とされる展開になります。
そして、バララント軍と戦火を交えるか…な処で次巻へ続く(残念!)。いよいよシリーズ全体の後に、とっておいたと思われるバララント軍とのAT物量戦が描かれそうな期待で、次巻も首を長くして待ちます!
限定版のAG、ゴダン機には劇中同様のソリッドシューターとへビィマシンガンショートバレルの2装備が付属ですが過去に一般発売のAGに付属とかと同様なので新鮮味には欠けますね…。
この巻のタイミングであればAT本体は迷彩塗装版を付属して欲しい所でした…。
ATの雪原バトルシーン必見! 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 4 [DVD] 郷田ほづみ
本作品のクライマックスにさしかかった感じ。各キャラクター達がそれぞれの役割に応じてドラマを演じており無駄のない演出。良くも悪くも予想どおりの出来でした。
プロモフィルム観てて想像していたとおりの映像だったので嬉しかったが反面、もう少しいい意味で裏切られたかった気もする。もっと意外性を入れてもよかったのでは。
もともと異能という不死身の存在を扱っているので、「結局何が起きても乗り越えちゃうんでしょ」という風に予想してしまい、危機を乗り越えてもこんなものかと思ってしまう。
しかし、次巻ではいよいよ惑星全体を巻き込むような危機に直面するので異能の本領発揮?
とはいえ、危機を乗り越えた後のATを駆る爽快感、雪原でのATの貴重なバトルシーンなど観なければ損をする事うけあい。必見の出来でしょう。買いだよ。
シリーズ買い続けてて良かった。(まだ2本あるけど(笑))
以後の巻では意外性に期待しています。
スナイパー物とATの雪上戦というマニアックな映像が見所なDVD 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 4 [DVD] 郷田ほづみ
第7話はバーコフ分隊は極北の最前線基地への配転を命ぜられ輸送機にて移送されます。しかし輸送機は途中で謎の故障を起こし不時着してしまうのでした・・この作品の見所は不時着した輸送機から姿形見えない謎のスナイパーに狙撃されながらも果たして無事脱出できるのか、という所です。アニメでスナイパー物をやる発想、マニアうけしかしないミリタリズム溢れるこういう展開はアニメでは今後誰も製作しないでしょうから、地味ながらある意味貴重な回だと思います。第8話は輸送機を失ったバーコフ分隊はATにて猛吹雪の中、極北最前線基地に向かいます。そんな中、バーコフ分隊の上官だったワップは少尉に昇級され、極北最前線基地への赴任命令が出されたのでした・・この作品の見所はなんといっても今までのボトムズで無かった雪上でのスコープドックvsチャビィ(ファッティーっぽいけど新型らしい)の銃撃戦でしょう。平野戦とは全く違った、雪煙を上げながらのスピード感溢れるAT戦を堪能して下さい。また相変わらず3DCG全開なAT戦ですが、白を基調としたの雪国仕様迷彩のATは個人的に今まで一番違和感無く見れました。1つ気になったのは、ワップとカンユーが一緒にスナップ写真に写ってるシーンがちらっとあります。どうも同期だったらしいです。成程・・
AT初の雪上戦は必見! 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 4 [DVD] 郷田ほづみ
今巻はAT戦がバランスよく含まれていて、話の内容も含めて
PFシリーズ最高のデキ。
今回は特にAT関係について語ってみたい。
今シリーズはATがCGになり、それに絡む演出に制限が
かかっていた、そんな感じだ。
緩急の無い動きや動作の単調さ、ハデなクラッシュシーンがないなど。
しかし、この4巻の7、8話はかなりそれを改善してきている。
2巻の3,4話のAT戦より断然、見ていて楽しい。
今回は素直にセルでATの爆発を表現しているので、迫力もある。
CGとセルの使い分けがうまくいっている。
まぁ、全体的に高速戦闘シーンなので、それで誤魔化している部分も
ないとは言えないが、それを差し引いても今回は良い。
(細かいところでは、ターレットレンズの動きも良くなっている。)
余談ではあるがCGの場合、物体の運動量に微量の乱数を含ませる、
つまり不規則にすると動きが自然になるから、それを試して欲しい。
そして今回は待望のバララントの新AT”チャビー”の登場となるのだが、
それよりも新装備のアイスブロウワーによる戦闘の方法に
意表を突かれ、すっかり影を潜めてしまった感じだ。
雪の上で滑って戦うだけと思っていたが、よくもまぁ、あんな事を
考えたものだと感心してしまった。
かなりインパクトがあるので、後の各種メディアのロボット系の
演出に影響を与えるのは間違いないだろう。
あとは効果音であるが、やはりATの駆動音が物足りない。
それに、コックピットで鳴り響くチープな電子音がないのは寂し過ぎる。
せめて、これだけでも復活させれないのだろうか?
この音は演出的にも、かなり効果があるからだ。
PFの音響担当の人には、もっとTV版のボトムズを見て(聴いて)理解して欲しい。
ファンは”音の入れ替え”ではなく、”音質の向上”を望んでいるので、
その辺を理解して、仕事をして頂きたい。
次巻が更に良いものである事を期待したい。
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