カスタマーレビュー
どうしても気になってしまう些細な事 レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD] ショーン・コネリー
派手な押しつけの映像はなく、渋く魅せる、
ハードボイルドダンディーな作風だけれども、
やっぱり気になってしまう、なぜ登場人物全員、
ソ連潜水員までも英語中心で通常会話しているのか。
現実にはロシア人はロシア語はなして、ロシアなまりの英語を話す。
ショーンコネリーの名艦長の風格漂う演技はさすが、素晴らしいけれども、
彼のロシア語はとってつけたようにあやふやで、
どう聞いてもスコティッシュ発音の英語で話していて、
ロシアで長年暮らしていたという設定らしいが、
やっぱり「アメリカ人の名物艦長」にしか見えないから、そこのリアルさが片手落ちしまくる。
海底暗号もロシア語版で打ったのか英語版で打ったのか分からないが、
よくあんな難しい内容を双方暗号で会話出来たものだ。
アメリカ映画はこうやってどこまでも、世界中で英語が通じることにしちゃっている。
でも現実はそんなことはない。
渋い本物っぽい映画、というイメージを出しているからこそ、
そのウソがどうしても気になってしまう帰国子女の私であった。
潜水艦内ばかりの映像なので、
いまアメリカの潜水艦の映像なのか、ソ連の潜水艦の中なのか、
一瞬では区別が付きにくくて、よく分かれば面白いのだろうけれど、
そこまでよくわかりたい、と思う程は引き込まれなかった。
好みな作風だったのですけれど。。。底辺にアメリカ映画の軽さがぬぐいきれず香る。
でもエンターテイメントとしてお軽く楽しんで観る分には、
男ばかりで展開するそれなりに面白い映画です。
ジャック・ライアン映画シリーズ最高傑作!! レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD] ショーン・コネリー
このレッド・オクトーバーを追え!は、
トム・クライシーのシリーズ小説で映画化された作品中、ボクも最高のおもしろさだと思います。
手に汗握るやり取りで物語に入り込み、いつも身体が固まって見入ってしまいます。
よい意味、肩のこる135分で、大満足の作品ですよ。
内容は、他の方のレビューのとおりなのですが、本当に男しか出てきません。
冒頭にひとり女性が出る程度。
お色気、ロマンスなど無縁の作品で、実に男臭い硬派な内容だと思います。
そんな中、やはりショーン・コネリーの存在感は素晴らしい。重みがありますね。
ジャック・ライアンを演じるのは、アレック・ボールドウィンです。
後のシリーズ映画「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」「トータル・フィアーズ」
では、ハリソン・フォードやベン・アフレックがジャックを演じていますね。
アレック・ボールドウィンも素晴らしい演技で、彼の生涯最高の役柄ではないでしょうか。
政治、戦争、ギャング映画は許容範囲でないボクにも分かり易く楽しめました。
DVDの仕様もまずまずで、価格も安いので、
皆さんもぜひ購入してコレクションされることをおすすめします!!
敵を欺くには… レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD] ショーン・コネリー
テンポの良さ、魅力的な配役、過度にハデな演出が無い故に得られる重厚なタッチ。ソ連が解体されて久しい現代に於いても古臭さを感じさせないストーリー、どれも素晴らしいです。
この作品の面白さは、米ソが直接的に対立するのではなく、一方的にソ連を悪役的に描いたりしていないところにあると思います。だからこそ、亡命という行為が単なる反逆ではなく、その背景も含めて物語りの主軸たり得るのだと思うのです。あくまでフィクションなので、多少ご都合主義的な部分もありますが、「ダイハード」のジョン・マクレーン、「プレデター」のダッチ・シェイファー少佐の如き超人は登場しないので、マンガチックにはなっていません。
映画化という作業が成功している作品 レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD] ショーン・コネリー
この映画もそろそろ古典の域に入りかけているが、個人的には潜水艦映画としても
ライアンものとしても、非常に気に入っている。ボールドウィンのジャックは、
非常に原作に近いイメージだし、コネリー演じるラミレス艦長も重みがあって良い。
海底場面の特撮がチャチだという感じはしないでもないが、海底を舞台にした
追いかけっこは非常に面白い。最初観たときには、一体どうなるのかとハラハラ
しながら観てしまった。そしてあくまで諜報という世界を現実的に描く小説と
違って、映画的な結末の付け方がまた効いている。小説のままだったら映画として
つまらないものになってしまっただろう。
ラストシーンもお茶目で笑いを誘った。秀作。
仕掛けが大きい割にはチープな内容 レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD] ショーン・コネリー
レッドオクトーバーが北極海に面した基地を出港した。無音の推進装置をそなえた、ソ連の最新の原子力潜水艦である。出港はその演習のためだったが、艦長はアメリカ亡命が目的で、自国の艦隊司令部にもその旨通知していたのである。ただちにソ連の艦隊が追跡にうつる。
ただ、アメリカ側はレッドオクトーバーの意図を図りかねてどう対処するか決めかねていた。ひとり、CIAのライアンは亡命説をとなえる。そして潜水艦をそっくりいただこうと主張する。未曾有の海洋冒険物語のはじまりである。
しかし、この映画でハラハラドキドキすることはない。艦長の亡命の動機はわからない。士官たちも亡命を希望しているようだが、重大事に臨んで動揺も葛藤もない。レッドオクトーバーは僚艦の追跡をうけるが、牛若丸のように魚雷を避けることができる。ソ連軍の艦隊はその後姿をみせなくなる。
ライアンはアメリカの潜水艦にサーカスよろしく乗り移るし、潜水艇でレッドオクトーバーにも乗り移る。その他いろいろあるがそれは省略することにして、困難な仕事の成否を心配する間もなく、なぜか突然に、万事うまくいってしまうので、ハラハラドキドキする必要がない。「ダイハード」のマクティアナン監督の作とは信じられないような作品だ。
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