エディターレビュー
『KANON』の久弥直樹・原案、『D.C.〜ダ・カーポ』の七尾奈留・キャラクター・デザインなどの人気と実力を兼ね備えるスタッフで贈る、透明感あふれる青春ファンタジーTVアニメーション・シリーズの第2巻。♯4「ネガイフタリ」は謎の少女・茉莉(能登麻美子)以外の少女たちがメインとなる。依人(岡本信彦)のガールフレンド、真名(本多陽子)とその妹こより(清水愛)。こよりと同じ病院に入院している依人の姉・蒼乃(中原麻衣)。この回、脚本が秀逸で、特にこよりと蒼乃の出会いや、折り紙のエピソードにはぐっとくるものがあった。♯5「フリソソグヒカリ」は茉莉と依人の雨の中の慎ましやかなデートと、その後再び、辻堂(藤原啓治)の襲撃。冒頭では彼が茉莉を襲う理由もふと提示されるが、♯6「イケニエノチ」では茉莉と蒼乃の意外な関係性まで示唆され、さらには夜禍の秘密までも…。回によって萌えと神秘的要素のバランスが今一つの感はあるものの、やはり先行きが気になる作品であることに間違いはない。(増當竜也)
カスタマーレビュー
まだ安っぽい sola colorII(初回限定版) [DVD] 岡本信彦、能登麻美子.中原麻衣.本多陽子
コーヒーを飲んで、「温かいわ」というあの構図がEVAとそっくりなのにまず突っ込みたいです。
とまあそれはさて置き、物語の方はこの巻でもいまいちでした。まず登場人物に覚悟がない。ヒロインを倒しに行ったのになんでか追い詰めてから余裕みせるし、その後は隙をつかれて、というお約束。結局その後さらに追い詰められるんですが、無力な主人公が身を挺すると何故か相手は逃げ帰ります。
空空言って空ばっかりに夢中な主人公は女性陣から無条件で好かれていますし、それ以外を加味してもまだ下手なエロゲーレベル。ヒロインを殺しに行った人、なんでしとめないんですか?身を挺した主人公、自分が危ないとか思わないんですか?お互いが信念に基づき行動するなら、すれ違いが発生するでしょう?
もしここでヒロインを殺しに行った奴が主人公を意に介さず自分の目的達成の為だけに攻撃し、主人公も無力ながらも真っ正面からぶつかりあって、結果主人公が腕の1本でも失ったらこのアニメを見直していました。そうした痛みを伴なった上で自分の行動を振り返れば、少しは今後の物語に緊迫感が生まれるのでは?
というのはDVD2巻までの感想です。正直、この段階だと全く面白くないです。これから主人公達の過去(?)なども含めて物語を持ち上げるんでしょうが、せめてそれを期待させる演出が欲しかったです。美少女アニメなんて大したことないと思ってる人には、このアニメは(現時点で)本当に大したことないアニメだから見せたくないと思いました。もっと面白い美少女アニメはあります。
おもしろくなってきました sola colorII(初回限定版) [DVD] 岡本信彦、能登麻美子.中原麻衣.本多陽子
段々とおもしろくなってきましたね。 6話から以外な展開になって来ました、ストーリィもなかなかおもしろくなって来て先が読めないです、次の巻がとても楽しみに、なって来ます、OP、EDも良い曲です、とても良い作品なので、他のアニメと違った変わったストーリィなのでお勧めです、気になるかたは、観て損はないと思います。
やっぱり面白い! sola colorII(初回限定版) [DVD] 岡本信彦、能登麻美子.中原麻衣.本多陽子
初見のインパクトを狙った作品が多い昨今ですが、物語の伏線の張りかたや会話劇といった
ストーリー重視の作り方をしている事には素直に賞賛できると思う。ギャルゲっぽいとか言
う方もいるかと思うが、それはそれとして受け止めつつ私としては文学的(言いすぎ(笑))
作品として認知したい!
物語としては一通りのキャラ紹介編から物語が動き出す序盤の山場までを収録。
四話の作品原案である久弥氏による脚本回は最近の原作者が書くと微妙という意見を払拭
出来る内容だと思います!
いかにして二次元美少女的世界の心を獲得するか sola colorII(初回限定版) [DVD] 岡本信彦、能登麻美子.中原麻衣.本多陽子
4話、久弥氏が脚本を担当した「ネガイフタリ」では、
ミステリアスな蒼乃と、おしゃまなこよりの友情が繊細に描かれます。
ここでは、二人が折り上げたもの、何度も届けられるもの、
苦くて暖かいもの、満ち欠けるもの、目を閉じて見るもの、
治されたもの、そうした心象を投影した様々なモノが溢れています。
その一方で、二人の病状や時間の前後などの説明は可能な限り省かれています。
「萌え」文化におけるキャラクターはよく「記号」だと言われます。
不自由に動く絵でしかない彼女達に心を獲得させるならば、
その心もなんらかの形を見せるしかありません。もちろん、友情を描くために
プレゼントを交換したりすることは至極ありふれた演出ですが、
しかし、それがモノでなく心になる為には、「心の形」をしていなければいけません。
贈り物も表情も声も、外面であって、内面ではありません。
見せられないものを見せる為に物語は時に寡黙になる必要があります。
しかし、心の溢れた寡黙でなければいけません。久弥氏は心の視点で
物語を紡いでいるために、その寡黙は実は大変に饒舌なのです。
蒼乃のような「寡黙タイプ」のキャラクターは、心を見せるために寡黙なのです。
5話、6話では、大きく物語が動きますが、その視点は失っていません。
依人と茉莉、剛史と繭子は同じ宿命を背負っているようですが、
一方は青空と雨雲を、両方を妬み、一方は両方が福音になっているのです。
何故こうなったのか?それは後に描かれることになりますが、いずれにせよ
描いているのは戦いでも逢瀬でもないのでしょう。
ありふれたモノを見せながら、その全てに意味を込めた演出は素晴らしいものです。
(本当は「演出」ではなく「視点」なのですが)
音楽も素晴らしく、作画も安定していることから、文句なく星5つとしました。
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