カスタマーレビュー
春にはその淡さを、夏には日本の情緒を、季節を綺麗に切り取るユーミン SEASONS COLOURS-春夏撰曲集- 松任谷由実
ユーミンの風景描写は邦楽でも抜群のカメラワークをみせますし、絵としての美しさは突出していると思います。その風景にはいつも四季の香りがそっと添えられ、場面を彩っているんですよね。主人公も私達もその季節の真ん中に立ち、少し刹那を感じながら物語に吹かれてゆくような効用が、ユーミン楽曲の素敵な側面です。
「ダンデライオン」「ハルジョオン・ヒメジョオン」等、路傍の花をささやかに映しながら風景を切り取る春ディスクはとても切なく美しいです。一方、春は別れの季節。「卒業写真」と同じ位、切なさがこみあげてくる一瞬をリバイバルさせる名曲「最後の春休み」は、まだこれを知らない方には是非アイテムとして収集して頂きたいと思います。
他方、球春という言葉もありますが「まぶしい草野球」も新緑の色彩や柔らかい光に満ちておりこれも素晴しい美しさです。遠目で見える風景から眩さが伝わってきます。こういう構図から切り取った色彩の反射は他ではあまりお目にかかれません。
ユーミンの淡い声や、そよ風のような歌い方は、霞みに洗われる春の中間色をうたうに絶妙のヴォーカルだと思います。
さて夏ディスクですが、「やさしさに包まれたなら」は初夏の景色だったことをその花が伝えてくれていたんですね。「雨のステイション」では梅雨の佇まい。ユーミンの一歩引いた歌い方の中で生れる声は、雨や曇り空の色に映った心情を表わす上でも見事な声です。また「遠雷」という設定に重ねる静かにざわめく心理描写の切り口も聞きごたえあります。象徴的に敷かれた風景一つ一つに意味を感じられて。
風を切る「カンナ8号線」「哀しみのルート16」らのドライヴナンバー、或いは汗が妖しく光る「真夏の夜の夢」「恋の一時間は孤独の千年」のセクシーナンバーもユーミンらしい曲。しかし「残暑」「晩夏(ひとりの季節)」と夏を水彩で描いたような淡い情緒を映す夏曲に最も彼女の素敵さが見えます。
うーん SEASONS COLOURS-春夏撰曲集- 松任谷由実
1曲目にダンデライオンがあるので買えませんでした。
真夏の夜の夢とハローマイフレンドがあるのも気に入りません
いきなり卒業写真と最後の春休みというのも気に入らないですね
もっと後ろに持って来るべきでは?
ただ、晩夏がトリというのは非常に秀悦ですね
何か物足りない SEASONS COLOURS-春夏撰曲集- 松任谷由実
コアなファンには怒られるかもしれないが、車を運転している時に聴く音楽としては荒井由実は最適である。
このアルバムを聴いて、季節感と言うものは残念ながらあまり感じられなかった。むしろ、松任谷由実の楽曲より荒井由実の方が素晴らしいことに気付かされた。荒井由実と同時代を過ごしたせいかも知れない。荒井由実の時代にその後の松任谷由実のエッセンスを既に出し尽くしているようである。
荒井由実のベストアルバムを買うべきであった。
ただし、客観的に見るとCDのできとしては星4つに相当、あまり彼女の音楽を聴いたことがない人にお勧め。
偉大なるシンガー・ソング・ライター ユーミンの才能の煌き SEASONS COLOURS-春夏撰曲集- 松任谷由実
日本の音楽シーンを牽引してきたJ−POPの女王、ユーミンが生み出した35年に及ぶ過去の素晴らしい作品350曲の中から春と夏をテーマにして歌った曲(歌詞に少し出てくる程度ですが)から選曲したというアルバム・コンセプトに興味を覚え、「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」から「晩夏(ひとりの季節)」までの32曲を懐かしく聴きました。
見開きの紙のジャケットに、春と夏のCDが各1枚、それぞれの歌詞と初出等の情報を記載したリーフレットが各1部ついています。モノトーンの心象風景のような写真とは対照的に、流れる音楽は万華鏡のように変幻自在の音楽に満ちていました。
ユーミンの類稀なるコンポーザー能力に改めて感心すると共に、過去の同様のオムニバス盤とはコンセプトを異にしていますので、その収録曲の違いも理解しました。
極上の短篇小説のような素晴らしい詩を持った曲の数々を聴いていますと、リアルタイムで聴いてきた当時の思い出まで蘇ってきます。目の前に情景がくっきりと浮かび上がるような視覚に訴える歌詞は秀逸で、印象的で感傷的なフレーズを持ったメロディの素晴らしさは、他のアーティストの追従を許さない完成度を誇っていました。
ユーミンの音楽の特徴は、時代の空気を感じ、新しい流行を作り出していくエネルギーを持っていたところだと思います。音楽がファッションになり、ライフスタイルにしていった偉大なアーティストだという評価も当てはまると思います。
10月頃発売予定の『SEASONS COLOURS-秋冬撰曲集』も楽しみにしていますので。
季節感たっぷり SEASONS COLOURS-春夏撰曲集- 松任谷由実
ユーミンの歌詞は季節感があるものが多いので、この曲集はとてもいいと思います ベストアルバムではないですね
松任谷由実の季節感溢れる歌の世界を堪能していただきたい。
最新レビュー SEASONS COLOURS-春夏撰曲集- 松任谷由実
収録曲・トラック
Disc1
1.ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ
2.卒業写真
3.最後の春休み
4.ハルジョオン・ヒメジョオン
5.花紀行
6.大連慕情
7.acacia[アカシア]
8.緑の町に舞い降りて
9.丘の上の光
10.まぶしい草野球
11.サンド キャッスル
12.潮風にちぎれて
13.ランチタイムが終わる頃
14.ベルベット・イースター
15.経る時
16.春よ、来い
17.海に来て
18.やさしさに包まれたなら
19.雨のステイション
20.悲しいほどお天気
21.遠雷
22.夕涼み
23.月夜のロケット花火
24.カンナ8号線
25.哀しみのルート16
26.真夏の夜の夢
27.恋の一時間は孤独の千年
28.DANG DANG
29.LATE SUMMER LAKE
30.Hello, my friend
31.残暑
32.晩夏(ひとりの季節)
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