構成・作詩は寺山修司、作曲はあがた森魚と田中未知、編曲はJ・A・シーザーと渡辺勝、演奏ははちみつぱいというそうそうたる面子で作成され1974年10月25日に発表された作品。歌というより語りが多く、曲間にはナレーションやS.E.が入るなど、音楽作品というよりは演劇の要素が強い作品です。田舎出身・異邦人を主人公とした男女の愛憎や都会の孤独がテーマで、新宿界隈の雑多な情景と共にいかにも寺山修司風に描いています。当初、下手な歌と独特の表現に多少の抵抗を感じましたが、今では寺山修司の圧倒的な表現力と山谷初男の東北弁での語りの調和が魅力的な、なかなか良く出来た作品と思ってます。
Disc1
1.昭和十一年 新宿二丁目の娼家 桃園楼の欄干に腰かけて歌える 少年の春のめざめの詩
2.人生は歌謡曲だよ、桃ちゃん
3.ゲイバー「オベロン」
4.歌舞伎町の少年探偵団
5.日活ロマン・ポルノのヒロイン ジプシーローズ嬢賛江
6.終電車の中で書いた詩
7.童謡
8.誰も俺の名前を知らない
9.中村屋前のチョコレート将軍
10.人生は汽車に似てるね
11.ロング・グッドバイ
12.貯金通帖のブルース
13.こがね虫
14.菅原文太を見にゆくブルース