カスタマーレビュー
歌手・曲が良いが、歌詞にがっかり。 かもめの女房 石川さゆり
■ 【さゆり節が、すばらしい 】
石川さゆりの声の質といい、「さび」といい、更に、メロ
ディーもすばらしい。『かもめの女房と人は呼ぶ………』
のリフレイン部も彼女の良さを百パーセント引き出してい
る。
■ 【歌詞がよくない! 】
但し、但しですよ、歌詞が良くない。歌詞のシンプルさは
一つの魅力だが、男の、更に、人の優しさが表現されて
いない。歌詞は、二番まであり、一番で「出会い」を、二
番で「別れ」を表現しているが、ストーリーが無い。
■ 【苦い人生を観察して欲しい 】
小生は、ごく最近この歌をラジオで知ったのだが、その時
イメージさせられたのは、富山の氷見漁港で、亡くなった
「清水ひとみ」さんのことだ。彼女については、今年の二
月の朝日新聞土曜版の「be」で大きく報じられている
が、亭主の清水久典氏が、「保護者遺棄致死」と言う聞
きなれない罪状で逮捕されたことでマスコミにも取りあげ
られ話題にもなった。その経緯は、彼の著書「死にゆく
妻との旅路」(新潮文庫ー2003年9月刊)で詳らかに語ら
れているが、倒産と女房のがん発病の後、九か月の借
金取りからの逃避行をした、車上生活による「生き直し」
のストーリーだ。
■ 【さゆり節が生かせず、可哀そうです】
前述の事件から三年後に、この石川さゆりが発表してい
る「かもめの女房」。同じストーリーにせよとは言わない
までも、人生の現実には厳しさがある。もう少し深みの
ある歌詞であったなら、大ヒットになっていたであろう「か
もめの女房」である。石川さゆりの為にも、非常に残念
です。
最近の石川さゆりはドラマチック。 かもめの女房 石川さゆり
『かもめの女房』
今回の新曲は北海道の稚内が舞台です。
憂いを感じさせる美しいメロディーに乗せて囁くように歌いだすと、そこはもう北の果て。
潮の香りを感じさせる曲は、浜圭介先生が得意とするところですね。
そして、相変わらず吉岡治先生の書く映画のような歌詞は印象的です。
曲調的には演歌なんですけど、それでも演歌とも歌謡曲とも言い切れないような楽曲だと思います。
「石川さゆり」にしか描けない独自の世界観に仕上がっています。
今回は「転がる石」に続く久々の男歌ですが、男らしい歌い方をしつつ、その男の別れた女性の影もしっかりと表現しているのは、さすがです。
そんじょそこらのありふれた楽曲とは違う、「ドラマチック演歌」必聴です。
『男の祭り酒』
さゆりさんは、カップリングもしっかりと毎回作ってますね。
「かもめの女房」に続いて、カップリングも男歌で攻めてきましたかぁ。
今年の秋はカッコ良い石川さゆりですね!!
この曲も吉岡治先生の遊び心溢れる面白い歌詞が楽しいです。
「ダチ公」とか、さゆりさんが歌いそうになかった言葉も出てきて、またさゆりさんの新たな引き出しを覗けた気がします。
本当にあなたはどこまで素敵な人なんでしょう。
来年はデビュー35周年、ずっと、ずぅ〜っと応援していきますよぉ!!
最新レビュー かもめの女房 石川さゆり
収録曲・トラック
Disc1
1.かもめの女房
2.男の祭り酒
3.かもめの女房 オリジナル・カラオケ
4.かもめの女房 一般用メロ入りカラオケ
5.男の祭り酒 オリジナル・カラオケ
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