カスタマーレビュー
斬新な演出・・・って、いくらなんでも斬新過ぎると思うよ Ergo Proxy 6 [DVD] 斉藤梨絵
第14話「あなたに似た誰か」(英語タイトル:Ophelia)
公式によれば「ミレーのオフィーリア」をモチーフに・・・らしい。
すいません・・・言われなければ分かりません。
て言うか、ハムレットってそんな話じゃなかったような・・・
なぜか舞台である無人のスーパーマーケットの名前が「Ophelia」(オフィーリア)って名前なので、その事かと思いましたよ。
第15話「生悪夢のクイズSHOW」(英語タイトル:Who want to be in jeopardy!)
びっくりしたなんてもんじゃないですよ。
いきなりクイズ番組ですよ。
嘘じゃないんだって。本当にいつものメンバーが「クイズミリオネア」風のクイズ番組に出演して30分終わったんですよ。
前回のハムレットの前フリは何だったのかと問いたい。小一時間、問い詰めたい。
最大限好意的に捉えるとしても、エルゴプラキシー全体の難解過ぎる世界観を分かりやすくクイズ形式て見ている側に伝えようとした・・・と考えることも出来ます。
でも、色々な「超展開」を見てきた自負がありますけど、こんな無茶な超展開を見たのは初めてですよ。
そして、第16話、始まると同時に無人の荒野に3人がいるんですよ。
クイズはどうしたの?どうしてクイズ番組に出てたの?その後どうなったの?
一切説明なし。
理解できるって方がおられるのでしたら、ぜひともご意見をお願いします。
確かに「日常」に慣れていくリルの描写は見事でした。
どこか機械じみていたリルが始めて笑う瞬間などは素晴らしいの一言です。
ただ、クイズのインパクトがすご過ぎです。
世界観をぶち壊しすぎですよ。どう考えても。
斬新なのは結構ですけど、斬新過ぎて理解できる人間はほぼいないと思う。
例えると、ギャグでも「何が面白いのか」を説明しないと理解できないギャグはつまらない。
それと同じで説明がないと理解できない演出はつまらないと思います。
この第6巻辺りの演出は、そういう演出なんだと思いますよ。
素材は魅力的 Ergo Proxy 6 [DVD] 斉藤梨絵
キャラ造型、世界観と設定、それに音楽も素晴らしい。
なのにどうしてイマイチの感が否めないのだろう。
正直、おふざけは番外でやっていただきたい。
真っ正面から話に取り組んで作っているのか?と疑いたくなる。
作り手は一過性の消費物と考えているのだろうか?
… Ergo Proxy 6 [DVD] 斉藤梨絵
十四、十五、十六、と、いったいスタッフに何があったのか、と気になってしまうほど、演出力があがっている。十四話はいいとして、メタフィクションの十五話。たぶん、このあたりは「少年バット」で今監督が(わざとだと思うが)暴走しだしたように、暴走してみたんだろう。クイズをやりながら世界観を滔々と語る演出がすばらしい。これまで見てきた回の中でいちばん面白い!と思ったのが、十六話はさらに面白い。
淡々とプラクシーとオートレイヴを監視し、日記をつけるリル。遭難した船のショートストーリーとして、なんにも起きない話で、だからこそ、ひきつけられるような演出力があった。オーロラが出たときに流れだした音楽もグッド。そこで終わってくれたらもっとグッドだったけれど、そこで終わらないのがエンタメゆえか。リルの心がちょっと変わる、という展開がなければ、じゃあいったいなんのための話だったんだ!とつっこまれそうなのだが、なんのための話だかよくわからないほうが面白いのに。
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