カスタマーレビュー
大島渚の60年代最高傑作 太陽の墓場 [DVD] 津川雅彦
佐々木功が、髪の毛ふさふさ、リーゼントのジャニーズ系ですね。これも確かにギャップを感じていいかも知れません。でも、むかし見たときに強烈だったのは、川津が殴られて死ぬ時「アッ、後頭部に致命的打撃を食らうと痙攣するんだ〜」という「リアリズム」でした。友人の医者に訊いたらそのとおりだと。
それにしても、津川がカッコいいです。このままの路線でいってたら、きっと、今は三國廉太郎を抜いていたかもしれません。戸浦や渡辺、小松といった「渚組」も脇を固めてます。
しかしながら、なんといっても「炎加世子」です。この女優の存在感には圧倒されます。色気のある北林谷栄が渡辺と浮気、夫の藤原鎌足が自殺しから,伴淳三郎とくっつくのは「はぁ?」という感じです。でもでも、とにかく、この映画は、ヒロインのトランジスタグラマー「炎加世子」の凄さが最大の魅力です。
『日本の夜と霧』や『青春残酷物語』(これはアイドルの桑野みゆきがヒロイン)とは、異質の60年代を描いていると感じます。
映画として傑作 太陽の墓場 [DVD] 津川雅彦
これは映画としてよく出来てる。音楽も撮影も役者もいい。特に当時の大阪の釜ヶ崎がすごいし、全体のエネルギーが時代と場所を得て爆発している。佐々木功ってこんなにかっこよかったんだ!最初だれだかわからなかった!津川雅彦もすごくかっこいい。でも佐々木の魅力が輝いてる。例の炎加代子より彼の瑞々しさがとても印象に残る作品。
最新レビュー 太陽の墓場 [DVD] 津川雅彦
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