手をかざすだけで光が自在に変化するから不思議。センサーが手の動きに反応して、どこにも触れることなく点灯するしくみになっている。ライトの上で手を水平に動かすとオン/オフが切り替わり、垂直に移動させると灯りの強さが変わる。
かざした手を上から下に近づけると明るく、逆に遠ざけると光は薄れていく。上下するスピードをゆるやかにすると、より幻想的。淡くかすんだガラスからは、ミルクのように優しい光がこぼれ、まるで空気を操るマジシャンになったかのようだ。
イギリスのMathmos(マスモス)社がつくり出すライトは、「灯り」というインテリアの域を超え、「光るオブジェ」として芸術的な華やかさを見せる。フラスコ型のポップなデザインと、やわらかに変化する光。大人の遊び心をくすぐる演出でくつろぎのひと時を。(タケナカサトミ)