エディターレビュー
『アート・オブ・ピアノ』は、20世紀のピアノ演奏者の横顔を、爽やかにストレートに表現した。106分と長篇映画並みのドキュメンタリー作品だ。フォーマットはシンプル。映像に収められたことのある偉大なピアニストたちを、実質上すべて短いセグメントに並べ、ときにはピアニスト自身、あるいは後年の指揮者や世界レベルの音楽家とのインタビューからの抜粋で膨らませた。本作のために特別に撮影されたダニエル・バレンボイム、サー・コリン・デイヴィス、エフゲニー・キーシン、ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー、タマーシュ・ヴァーシャリーの映像も含まれている。ジョン・トゥーザのナレーションが20世紀のピアノ音楽の俯瞰を解説。このDVDの中心は歴史的な映像の貴重なアーカイブとして、大いなる質を備えていることだ。グールド、ホロウィッツ、パデレフスキ、ラフマニノフ、リヒテル、ルービンシュタインを始めとする多くのピアニストらの演奏を抜粋している。インタビューは短いが洞察は鋭く、これだけの数の尊敬されるピアニストたちが一堂に会する映像は文字通り、目をみはらせる。こうした巨匠たちを、LPあるいはCDでしか知らなかった人に特にお勧めだ。本作品は同シリーズの『The Art of Singing』と同じく、1枚のDVDに収めたものでは現在のところ決定版と言える。関連録音の音源を“サイレントの”時代から集めた映像まで含んでいる。(Gary S. Dalkin, Amazon.co.uk)
カスタマーレビュー
至福の時間を過ごせます アート・オブ・ピアノ-20世紀の偉大なピアニストたち- [DVD] オムニバス(クラシック)
音と映像に加えて適度な解説があるので、ピアニスト夫々の個性の違いがよく分かりました。最高の演奏のものが集められているので至福の時間を過ごせます。このDVDは、まさに文化遺産ですね。ピアノ音楽愛好家でない方でも、このDVDをご覧になればピアノ音楽好きになるのではないかしら。18名に絞られていることが少し残念です。
ピアノ音楽の真髄を垣間見させてくれる映像の数々。これは、本当に素晴らしかった! アート・オブ・ピアノ-20世紀の偉大なピアニストたち- [DVD] オムニバス(クラシック)
現役のピアニスト、指揮者のコメントを挟みながら、往年の名ピアニストたちの貴重な映像を通して、その個性的なピアニズムの真髄、様々な演奏スタイルを映し出してゆくドキュメンタリーDVD。音符と音符の行間に込められた意味、その深淵を垣間見させてくれるピアノ演奏の数々。「これが芸術の素晴らしさ、底知れぬ深みってものなんだろうなあ」と、しみじみと心に触れてくる味わい。素晴らしかったです。
格別魅力的で、自然、目頭が熱くなったのは、次のシーンでした。
★ベンノ・モイセイヴィッチが語るラフマニノフの思い出と、彼が奏でるラフマニノフの『前奏曲 ロ短調』の演奏
★コンサートでの聴衆との触れ合いの魅力を語るアルトゥール・ルービンシュタインと、彼が弾くベートーヴェンの『ピアノ協奏曲 第4番』のたっぷりとして、気品をたたえたカデンツァ
★アルフレッド・コルトーが、音楽に込められた詩情を解説しながら奏でる、シューマンの『子供の情景』〜「詩人のお話」
★ピアノ演奏について語るクラウディオ・アラウの話と、彼が弾いたベートーヴェン最後の『ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111』の演奏
このほか、ホロヴィッツの名人芸に唸らされたスクリャービン、バックハウスのベートーヴェン『ピアノ協奏曲 第4番』(クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル)、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ奏でるスカルラッティの『ソナタ ロ短調』、グレン・グールドが弾くバッハ『ピアノ協奏曲 第1番』(バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル 1960年)など、「ををっ!」という興味津々、見ごたえのある映像が次々に出てきます。
全108分間、画面に釘付けになって見入っていましたねぇ。姉妹編の【アート・オブ・ヴァイオリン】も素晴らしかったけれど、こちらピアノ・ヴァージョンもよかったなあ。夢のような時間を堪能させられました。
専門家も愛好家もこれからピアノを勉強する人も是非!! アート・オブ・ピアノ-20世紀の偉大なピアニストたち- [DVD] オムニバス(クラシック)
まさに、題名の通りの内容です。副題の「20世紀の偉大なピアニストたち」に恥じぬ
中身の濃い内容になっています。往年のクラシックファンにはおなじみのピアニストたち
ですが、私がピアノを始めた頃はルビンシュタインもホロヴィッツもすっかりおじいさん。
彼らの若い頃の貴重な映像も楽しめます。
映像も、音源も、各ピアニストたちの特徴も、これ1枚でOK。
技術的には現在のピアニストたちの方が優れているようにも思えるが、彼らの演奏は
何とも言えない深みを感じます。味を感じます。
これは彼ら20世紀の偉大なピアニストたちは今のピアニスト達が経験しなかった事、
すなわち世界恐慌や戦争と言った困難に直面し、あるピアニストは国を追われ、
あるピアニストは新しい活動の場を求めて遠くに行き、激動の時代を乗り越えて来た
精神力、ガッツに由来するように思えます。
星4つ アート・オブ・ピアノ-20世紀の偉大なピアニストたち- [DVD] オムニバス(クラシック)
ルービンシュタイン、ホロヴィッツ、グールドの演奏にとても引き込まれた。資料的にはすばらしい価値があると思います。ただし、他の方も書いていましたが、若干映像と音声がずれています。指の動きと音がずれているのはこの類のDVDとしては大きなマイナスです。購入を検討されている方は、その点を考慮・覚悟された方がいいと思います。技術的には解決できそうな気がするので、メーカーには改善を期待します。
貴重だがつまみ食い的 アート・オブ・ピアノ-20世紀の偉大なピアニストたち- [DVD] オムニバス(クラシック)
前から欲しかったタイトルだったので着いたらすぐみてみたが、うちのプレーヤーが悪いのか画面と音がずれているように思った。カラー映像は大丈夫なんですがモノクロはほとんどずれていた。確かに非常に貴重だが、つまみ食い的な要素があり、この一枚に無理に詰め込んだ印象をもちました。しかしながら、コルトーのチャプターだけでも観る価値は十二分にあります。すごいですよ、あのじいちゃんは。
最新レビュー アート・オブ・ピアノ-20世紀の偉大なピアニストたち- [DVD] オムニバス(クラシック)
収録曲・トラック
Disc1
1.オープニング・シーン::リスト:超絶技巧練習曲~前奏曲|ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」
アート・オブ・ピアノ-20世紀の偉大なピアニストたち- [DVD]を買った人はこんな商品も買っています
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