DVDが5.1chで素敵というので楽しみに購入したのですが、リージョンコードの関係で見ることができませんでした。CDは素敵だったのですが、せっかく映像も楽しめると思っていたので星二つです。
ちなみに、ディスクは1枚で、片面がCD、もう一方がDVDでした。
※ケースが特殊な形なので、配送中に割れていた場合は交換が必要です。
「The 5 Browns」を聴いた。5人の兄弟姉妹によるクラシック・ピアノ演奏であり、これがデビューアルバムである。全11曲のうち、ピアノ5台による連弾あり、デュオ、ソロと各人の持ち味を披露しながら、全体をまとめ上げた逸品だ。とくに5台のピアノによる演奏は、表現豊かな部分、リズミカルなタッチ、エレガントな雰囲気といった個人の特性を失うことなく、融合しあって、濃密かつ重厚な音楽となって奏でられている。
ソロのパートでは、各人の持ち味が最大限に発揮されていて、選曲も非常にマッチしている。すなわち、このCDは、この5人兄弟姉妹のポテンシャルがどの程度のものなのかを、正確に示してくれていて、まさにデビューアルバムというスタートポジションを感じさせてくれる。
購入したパッケージには、CDとDVDが1枚ずつ入っている。私は、先にCDを聴いたのだが、そこでは、ピアノ音の重厚さだけしか感じ取ることが出来なかったが、DVDにはDOLBY DIGITAL 5.1 SURROUNDで録音された同じ楽曲が入っている。これをサラウンドで聴いたときには、鳥肌が立ってしまった。まるで私の目の前に5台のピアノが広がっておかれているような錯覚を感じ、それぞれのピアノが主張し合いながらも、楽曲全体の構成はびくとも揺らいでいない。個人個人のテクニックや表現力を超えた、血がつながった兄弟姉妹でしか表現できないような、密着度が、そこにはある。だからこそ、通常のステレオ録音では表現できない部分をデジタル・サラウンドでは嗅ぎ取ることが出来たのだろう。
5人の姉弟、The 5 Brownsのデビューアルバム。
ビルボードクラシックチャートを8週(10週という情報もあり)も賑わせたらしい。
クラシックに詳しくなくても知ってるような曲たちで、親しみやすい。高校時代にさんざん聞いた「ウエスト・サイドストーリー」のアレンジは「お、そうくるか!」という感じだった。
演奏スタイルとインタビューを見るのが楽しみ。5台のグランドピアノが並んで演奏している姿は、実際に是非見てみたい。
今後の活躍の期待も込めて、☆5つ。
Disc1
1.くまばちの飛行(リムスキー=コルサコフ)
2.「ウェスト・サイド・ストーリー」からのシーン(バーンスタイン)
3.魔法使いの弟子(デュカス)
4.ラ・ヴァルス(舞踏詩)(ラヴェル)
5.音楽の天窓op.33-3(フリードマン)
6.楽興の時第4番ホ短調op.16-4(ラフマニノフ)
7.幻想的小品集op.3-1~エレジー(ラフマニノフ)
8.喜びの島(ドビュッシー)
9.ピアノ・ソナタ第3番イ短調op.28(プロコフィエフ)
10.トッカータop.155(ボーウェン)
11.「ペール・ギュント」op.23~山の魔王の宮殿にて(グリーグ)
Disc2
1.CDと同じ全曲の5.1chサラウンド・サウンド&リニアPCM(ステレオ)
2.ミュージック・ビデオ(音声:リニアPCM):くまばちの飛行(リムスキー=コルサコフ)/「ウェスト・サイド・ストーリー」からのシーン(バーンスタイン)
3.インタヴュー~ミート・ザ・ファイヴ・ブラウンズ