カスタマーレビュー
aiko独特のマイナー感はたっぷりなのに、実にメロディアスだから不思議 キラキラ aiko
久々のロングランヒットとなった18枚目のシングル。
ドラマ『がんばっていきまっしょい』の主題歌にも起用されました。
夏らしいパーカッション・アレンジが爽やかなこの楽曲。
aiko独特のマイナー感はたっぷりなのに、実にメロディアスだから不思議。
“あなたを好きという事だけであたしは変わった”というフレーズ。
「好きという気持ちだけで強くなれる、待っていられる、悲しい日も越えられる」という、
健気で弱くて強い絶妙な女心を、それとな〜く歌っているところが素敵過ぎます。
カップリング曲『ある日のひまわり』は、アルバム『彼女』にも収録されていて、
ライブなどでもよく歌われている事もあり、aiko本人もお気に入りの楽曲なのではないでしょうか。
定番のピアノ・ロックで、切ない夏の情景を力強く歌い上げています。
『より道』は、『夏服』以来の弾き語り曲。
あえて呟くように歌うヴォーカル、耳元でaikoが歌っているような感覚です。
“君だけを愛してる”という、真っ直ぐなラブ・ソング。これもまた、切ないです。
もしかして キラキラ aiko
もしかして。
この歌の「あなた」は、「彼女」の元にいないんじゃないか。
そう思うと、めっちゃ悲しくなって来ます。
「そうやって悲しい日を越えて来た」
「あなた」が帰ってくる時のイメージを思い続けて。
「僕の彼女紹介します」の映画みたいな「風」を感じるのは私だけじゃないと思う。
そんな思いを明るい元気なメロディーに乗せていて、さらに頑張り屋の「彼女」の悲しさに泣けちゃいます。
風になってもあなたを待ってる キラキラ aiko
遠距離恋愛をテーマに、「あなたが帰ってくる前にこの世がなくなってしまったら 風になってでもあなたを待ってる」と、一途な彼女の想いを「深爪したことも シルバーリングが黒くなったことも帰ってきたら話すね」と可愛らしい報告を持ってることでリアリティと愛らしさがいっぱい詰まった印象を与える曲。
この歌詞の本当の意味 キラキラ aiko
始めは『彼氏を待つけなげな少女』という
イメージで聞いていたこの曲。
まあaikoらしい曲だが、この程度か、
などと思っていたが、聞いていくうちに
歌詞の本当の意味を理解し、
その後この曲を聴くと、涙がでた。
aikoは深い、と改めて思い
aikoの魅力にさらにはまる曲だと思う。
こんなに深い曲をアップテンポな
メロディで歌うaikoは天才かもしれない。
aikoのシュール キラキラ aiko
「羽がはえたことも/深爪したことも/シルバーリングが黒くなった事/帰ってきたら話すね」というフレーズ。この部分がどうも意味が分からないと思わせる理由は「羽がはえ」るという非現実的な事象と「深爪した」という現実的な事象、そして「シルバーリングが黒くな」るという、いわばその二者の間にあるような(非)現実的な事象とが「帰ってきたら話す」という一つの地平に無理矢理収められていることによる。つまりここでは複数のレベルにある事象が一つの行為によってシュルレアリスティックに統合されようとする事による不安が現れているのだ。しかもそのようなフレーズの後「その前にこの世がなくなっちゃってたら/風になってでもあなたを待ってる」と。言うまでもなく、「この世がなくな」っている状況で、もはや「話す」相手の存在がなくなっていないことは考えづらい、にもかかわらず、対象を失った「待つ」という行為は自動化・永遠化され「風になってでもあなたを待ってる」ということになる(火の鳥「未来編」のマサトのよう)。このような目的を失った自己完結性は意外と本家シュルレアリスムにおける一つのテーマだったりするんじゃないか。いや、こんなことをポップなメロディーにのせてCMとかで流してしまう、それ自体が十分にシュールだよ。というわけでaikoはあなどれないと思う。
最新レビュー キラキラ aiko
収録曲・トラック
Disc1
1.キラキラ
2.ある日のひまわり
3.より道
4.キラキラ(Instrumental)
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