カスタマーレビュー
賢治の心情に触れる 日本の詩歌(9)~宮沢賢治 上川隆也
穏やかに、また軽やかに、時に哀しみや激しさをも秘めて語られている。 「序」、80年以上も前の賢治のこどばが上川隆也の声を借りて鮮やかに蘇ったようだ。詩集の文字を目で追っているだけではすんなり入ってこなかったものが、言葉の意味などは一旦あたまから離して心地よい音楽でも聴くようにリラックスして聞いているうち、突然、賢治の心情が迫ってきて胸がいっぱいになった。まさにそれこそが"詩"の真髄だと思う。百の解説より上質の朗読。 「雨ニモマケズ」も賢治の心からの祈りのことばだったのだと、この朗読CDを聞いて初めてわかった。
非常に面白くない。 日本の詩歌(9)~宮沢賢治 上川隆也
宮沢賢治詩にふさわしくない綺麗な、平凡なテレビ声の朗読です。テレビの俳優よりも、詩の音楽性を理解できる人だったらよかったのに。上川隆也の抑揚のない声は、どの詩でも、どの行においても、変わらない、静かな、綺麗すぎ、詩的でない音調です。大変残念でした。賢治の言葉をより理解したい人には、盛岡生まれの長岡輝子の賢治朗読を勧めたい。
すばらしい朗読っぷりです。 日本の詩歌(9)~宮沢賢治 上川隆也
こんなにやさしい「雨ニモマケズ」を聞いたのは初めてです。今までこの詩を文字で読む度に、頑張って頑張って、へとへとになりながらも人のために頑張る姿を想像していましたが、上川さんの朗読を聞いていると、賢治は雨が降れば雨に感謝し、夏の暑さや冬の寒さを天からの授かりもののように感じていたのではないか、その下で生きている人間を誰よりも愛していたのではないかと思うようになりました。 このCDには22の詩が収められています。「雨ニモマケズ」は勿論ですが、特に耳から離れないのが「丁丁丁丁丁」です。つぶやくような静けさの中に怒りの込められた恐ろしい力を感じました。
最新レビュー 日本の詩歌(9)~宮沢賢治 上川隆也
収録曲・トラック
Disc1
1.プロローグ
2.詩集「春と修羅」より: : 序
3.くらかけ山の雪
4.春と修羅
5.蠕虫舞手
6.小岩井農場 パート1
7.小岩井農場 パート9
8.岩手山
9.高原
10.原体剣舞連
11.インターミッション
12.詩集「春と修羅」より: :永訣の朝
13.無声慟哭
14.青森挽歌
15.「春と修羅」第二集・第三集・補遺詩篇より: : 曠原淑女
16.春
17.雨ニモマケズ
18.「文語詩稿」より: : 流氷
19.川しろじろとまじはりて
20.「疾中」より: : 丁丁丁丁丁
21.眼にて云ふ
22.風がおもてで呼んでゐる
23.胸はいま
24.エピローグ
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