カスタマーレビュー
気持ちに余裕があるときに 復讐者に憐れみを デラックス版 [DVD] ソン・ガンホ
作品のクオリティとしてはとっても高い物だと思うけれど、
内容が兎に角、残酷で生々しいので
体力があって、気力がある時じゃないと
見るに堪えない部分があります。
普段私達は「復讐」までの思いはなかなか抱かないと思う。
だけれど、劇中の主人公は燃えるような思いを胸に
相手を見つけ、残忍な方法で殺めてしまう。。。。
映像も淡々とし、私には寂しげに見えました。
ソン・ガンホが好きなのですが、
この演技派の彼でもこの役はきつかったのではないでしょうか?
いずれにしても、こんな思いを抱かずに
そして、誰からもこんな標的にされないで
私は静かに人生を終えたいなと思いました。
ブラックユーモアと映像美 復讐者に憐れみを デラックス版 [DVD] ソン・ガンホ
全体を通して、心が痛くなる話でした。
救いがなく、出てくる人は、残忍な人たちだけど、とても哀しい人たちで。
でも、映像美とブラックユーモアが全体に散りばめられていて、
「残酷・・」と目を背けたくなるシーンが多いのだけど、画の美しさにみとれてしまいます。
そして、哀しい人たちの行動に「なんでそんなことになるの・・」と心の中でツッコんで
おかしさがこみ上げてきてしまいます。
だけど、辛い気持ちがベースにあるから、声にだして笑うことはできなくて、
変なテンションで鑑賞しました。
とても苦しくなったけど、とても印象に残りました。
復讐者に憐れみを 復讐者に憐れみを デラックス版 [DVD] ソン・ガンホ
パク・チャヌクの復讐三部作の第一幕を飾るのが、本作『復讐者に憐れみを』である。
原題は「プゥクスゥヌン ナエ ゴッ(復讐は我のもの)」で、今村昌平の名作『復讐するは我にあり』の韓国版タイトルと同じである。パク監督はオマージュを捧げているのだろう。
さて本編だが、同監督の『JSA』や『オールド・ボーイ』に比べると、どうしてもおちてしまう。
カメラワークや俳優の演技はずばぬけていいのだが、とくにいい出来でも無く、話の展開もスローで彼の作品にあるテンポの良さが欠けている。
なので他の作品と比べると「すごく好き!」といえる映画ではないのだ。
だが、面白いところもあるので、興味のある方は一度借りてきたりして見るぐらいならいいだろう。
復讐の意味するもの 復讐者に憐れみを デラックス版 [DVD] ソン・ガンホ
「復讐三部作」のうち、「親切なクムジャさん」とこの作品を見終えた所ですが、いろいろな復讐がありそうで、三つ全部みるとおもしろそうです。映画評によくあるように、原罪と贖罪というテーマを「復讐」という方法で扱った作品だと思います。こういうキリスト教的な価値観は、現在世界でもっとも発言力のある所に深く影響を及ぼしており、映画の卑近な設定から,現在の民族紛争にふと考えが及ぶような、考えさせられる作品です。誰が悪者なのか最後には分からなくなってくるというあたりなどがそうです。「親切なクムジャさん」の方が、分かりやすいユーモアもあり、不条理性もはっきりしていて楽に見ることが出来たのですが、この作品は、ユーモアが難解だったり、子供が死んでしまう所とか、あまりにもつらい場面が多くて,見終わって疲れてしまいました。でもキャストはどちらも素晴らしい。ペ・ドゥナの変身ぶり(激しいベッドシーンまである)にはびっくりしてしまいました。イ・ヨンエの変身も素敵でしたが、チャングムファンからひどく悪評なのと同じで、ファニーフェイスの彼女が好きな方は裏切られた思いがするかも。この映画は韓国であまり受けなかったみたいですが、キム・ギドクの作品同様、どうしてこんないいキャストで興行的に失敗しそうな作品が作れるのか不思議です。あと、日本映画と漫画に影響を受けている感じのシーンが何度か出てきました。
何故、こんな映画が撮れるのか? 復讐者に憐れみを デラックス版 [DVD] ソン・ガンホ
復讐という暗く、陰湿なテーマながら、大袈裟になることなく、あくまでリアリティーにこだわった作品。俳優陣の抑えた演技が、余計に緊迫感を煽る。ソン・ガンホがとくに素晴らしい。 前半は、復讐に至るまでの過程を、後半は、復讐のオンパレード。復讐が復讐をよぶ連鎖の無情さ。この映画に、エンターテイメントを求めてはいけない。ひたすら、終わりのない復讐と悲劇を、そして、この作品のもつ圧倒的な存在感を認めるしかない。それはこの後、『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』へと続く。
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