エディターレビュー
アリゾナからニューメキシコまで走る駅馬車に乗り込んだ9人の男女。それぞれの人間模様を巧みに織り込みながら、ネイティヴ・アメリカンによるダイナミックな襲撃シーンや、脱獄囚リンゴー・キッド(ジョン・ウェイン)と3人の無法者の決闘をクライマックスに据え、息をもつかせぬ面白さで一気に見せる、今や西部劇の代名詞といっても過言ではないほどの映画史上最大の、そして永遠の名作。 むろん巨匠ジョン・フォード監督の代表作である。モニュメント・バレイの雄大な背景の中を小さな駅馬車が駆ける叙情、モノクロ画面に映えわたる、その美しさたるや! 映画の魅力、その原点を知りたければ、迷わず本作を観るべし。アカデミー賞助演男優賞(酔いどれ医者役のトーマス・ミッチェル)、作・編曲賞を受賞。主演ジョン・ウェインはこの1作によって、スターとして躍り出ていくことになる。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
STAGECOACH 駅馬車 [DVD] ジョン・ウェイン
1940年アカデミー賞2冠に輝いたジョン&ジョンコンビによる不滅のウエスタン。個性派キャスト陣が織り成す駅馬車内での人間ドラマ、アパッチの襲撃、騎兵隊の登場、緊迫した酒場、そしてクライマックスは町の中での決闘という具合にお馴染みの西部劇シーンの数々。
殺される者もいれば、生まれてくる者もいる。短い時間でこれだけのドラマを作り上げられたのも4度のオスカー受賞監督であるジョン・フォードならではです。
前年(1938年)アカデミー賞ノミネート女優のクレア・トレヴァは、後の1949年ボガードとバコール共演『KEY LARGO』で助演女優を受賞している名優。それにトーマス・ミッチェルは、同年にあの名作『風と共に去りぬ』にも出演している名助演男優で、1939年『THE HURRICANE』では助演男優にノミネートされて、この作品では堂々と助演男優でオスカーを手にした。そういえば、あのゲーリー・クーパー主演作『真昼の決闘』では町長役で出演してましたね。
演技としてはまだまだのジョン・ウェインだったが、周りの役者が彼を引き立て、誰が主演になってもおかしくない作品でした。ウエスタンファンなら決して見逃してはいけない一品でしょう。
ウェインの出世作!そして西部劇の原点! 駅馬車 [DVD] ジョン・ウェイン
今は亡き映画評論家の淀川長治氏が、愛してやまなかったという名作です。この作品の良さを語るのは難しいのですが、脚本・音楽・撮影・演技とどの部門も最高の出来ばえなんです。馬車が目的地に着くまでを主に描かれているのですが、とても内容が濃いんです。とても96分間の作品とは思えませんよ!様々な人物の様々な面を、これでもかという風に盛り込んでいるんです。そして、激しいアクションを決して忘れていないんです。見終わった後の感想というのも、1つではないんです。私の場合は、爽快さと感動が暫く続きました。戦前に作られた作品で、ここまで強烈なインパクトを与える映画もなかなかありません。とにかく、見てみなければ表現のしようがない世界観が味わえます!感想も人それぞれ出てくる事でしょう。何故なら、心の底に響いてくる、個人個人の感性で最後まで見れる映画だから。おススメです!
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