本作は、前作に比べて壮大さが増した。ついに本場アメリカのHip Hopもこの領域に手を出したか、という感じですね。キャッチーでポップ感が強いので、ハードコアが好きな人にはお勧めできないかもしれませんが、どんな人にも受け入れられる作品です。メロウなチューンが多いし、どっぷりカニエサウンドに浸れます。温故知新
JAY-ZやFREEWAYに始まり、ALCIA KEYSやJANET、BRANDYからブリトニー・スピアーズ、マルーン5に至るまで多彩なアーティストにプロデュース依頼を受けてヒットを連発してきた名プロデューサーKANYE WEST。レトロなサウンドで、古きよきソウルをサンプリングしながら懐かしさと新しさを同居させたキャッチーなヒットシングルを大量生産することに成功し、自らもソロデビューを果たすなど、もはや時代の波に乗ってしまったようだ。
ソロアルバムは2005年のグラミー賞で多数の受賞もあり、その中で注目されるのがこのセカンドアルバムなのだが、自信のレーベルの第一弾アーティストでもあるJOHN LEGENDが参加することは勿論なのだが、ソング・オブ・ザ・イヤーにも輝いているジョン・メイヤーとのコラボレートにも注目されている。実際にレコーディングしたアーティストにはローリン・ヒルもいる。
春には発売1年でファーストアルバムのデジタルリマスタリング盤がリリースされ、セカンドアルバムは当分出ないのかと思ったが、その心配はいらないようだ。
最近ではCOMMONのアルバムをトータルプロデュースして、最高なソウルラップアルバムを編み出し、マライアのメガヒットアルバムにも秀逸なアップを提供。近々リリースされるRAYで有名なジェイミー・フォックスのアルバムをトータルプロデュースすることも決定している。KANYEの仕事ぶりがどうやってこのアルバムに反映されているかに注目してほしい。
Disc1
1.ウェイク・アップ・ミスター・ウェスト
2.ハード・エム・セイ(feat.アダム・レヴィーン(マルーン5))
3.タッチ・ザ・スカイ(feat.ルペ・フィアスコ)
4.ゴールド・ディガー(feat.ジェイミー・フォックス)
5.スキット 1
6.ドライヴ・スロウ(feat.ポール・ウォール&GLC)
7.マイ・ウェイ・ホーム(feat.コモン)
8.クラック・ミュージック(feat.ザ・ゲーム)
9.ローゼズ
10.ブリング・ミー・ダウン(feat.ブランディ)
11.アディクション
12.スキット 2
13.ダイヤモンドは永遠に(リミックス)(feat.ジェイ・Z)
14.ウィ・メジャー(feat.Nas&リアリー・ドゥ)
15.スキット 3
16.ヘイ・ママ
17.セレブレイション
18.スキット 4
19.ゴーン(feat.コンシークエンス&キャムロン)
20.ダイヤモンドは永遠に
21.バック・トゥ・ベイシックス(feat.コモン)
22.ウィ・キャン・メイク・イット・ベター(feat.タリブ・クウェリ,Q-ティップ,コモン&ライムフェスト) ※〈デジパック仕様〉