エディターレビュー
1957年、デトロイトの自動車工場で完成直前の深紅の車プリマスが、シートに灰を落とした工員を殺した。そして15年後、この車は高校生アーニー(キース・ゴードン)に買われて「クリスティーン」という女性の名前を付けられた…。 自らの意志を持つ車が、自分や買い主をいじめる者たちに次々と報復していく恐怖を描いた、鬼才ジョン・カーペンター監督による異色ホラー映画の快作かつ怪作。メチャクチャに壊されたクリスティーンが自己修復し再生していくシーンの何とも優雅でなまめかしい姿は、本作の白眉。また、主人公が憧れの美人同級生を車に乗せるや、窒息させようとするなど「彼女」が女の嫉妬むきだしにしていくあたり、なかなかにユニーク(!?)どこかとぼけた味わいが、次第に狂気へとエスカレートしていく過程の描写も、カーペンター映画ならではの素晴らしさである。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
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キング小説とは別物の、カーペンターの「クリスティーン」。評価の分かれるところですが、私は映画版も小説版もそれぞれの味があり、別物としてみて楽しむのが良いと思います。 カーペンター版のポイントはなんと言っても、プリマスフューリーそのものが主役となり魔性の"車(女)"(小説版はその持ち主の怨念話)に定義したこと。これはこれでよい判断だったと思います。そういった話を含めて数々の製作秘話が、音声解説、メイキングと、とても貴重な映像が数多く収録されているのが、このCEの良いところ。映画公開当時、話題となったクリスティーン再生シーンもあっさり秘密を喋ってますし(笑)。その舞台裏映像がなかったのは少し残念でしたが・・。 当時若手だった主演陣3人のインタビューがなかなか見所。皆さん立派になれていました!! そんでもってタイトルにJHON CARPENTER'Sとつけたのは映画会社の方針だったとは意外でした。かのカーペンターさん自身は嫌がっていたのか・・。でもこの作品は立派に初期カーペンター作の傑作のひとつだと思います。
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