SLIPKNOTのDJ、シドことSTARSCREAMの2作目。SLIPKNOTのゴチャゴチャサウンドのキーマンは恐らく彼だろう。
この盤を聴けば解るだろうが、ブレイクコアというジャンルの中でもかなりの度合いのゴチャ付き加減である。前作「あぶないSOUNDS」もそうだが今作に関してはガバ・アシッドな要素が増し、DJのプレイとは思えない程の生々しさを醸し出している。他のDJのミックスCDとは一線を画す、全くクールさの無い暴力的なプレイには感服モノだ。このセンスはやはりSLIPKNOTというバンドで培ったものだろうが、どれだけ彼が音楽に対して好奇心旺盛で貪欲か、このソロリリースでハッキリと解る。そして、そんな彼の希望は「ダンスフロアを沸騰させたい」ことであるのだろうという事もガツンと感じさせてくれる。
強烈なガバのリズムと奇抜なブレイクの融合により誕生したこの音楽をN2Oレコードは「フルメタル・ジャングル」と呼んでいるそうだ。なかなかなネーミングセンスをお持ちですな。ちなみジャパンオンリーだそうです、本国でもイケると思うんだけどなぁ。