この CD は素晴らしい!! 普段は ARCH ENEMY / CHILDREN BODOM などの Heavy Metal を聴いています。演歌一般は音楽性が低いものが多く個人的には好きではありません。そういうこともあり演歌のアルバムは今回初めて購入しました。そんなわたしですが全部聴き終わったら泣いていました。このアルバムは外国人のリスナーを意識した選曲と感じます。若い人でも偏見を持たず聴けばこのような音楽の持つ魅力を発見できるのではないでしょうか。(ちなみにわたしは若くはありません)なお、オリジナル・シングルからのカットということでしょうか各歌い手の声が若いです。
まずは選曲を見てほしい。
1 みちのくひとり旅 山本譲二
2 天城越え 石川さゆり
3 襟裳岬 森進一
4 舟歌 八代亜紀
5 よこはま・たそがれ 五木ひろし
6 北酒場 細川たかし
7 帰ってこいよ 松村和子
8 なみだの操 殿さまキングス
9 大阪ラプソディー 海原千里・万里
10捨てられて 長山洋子
11伊勢佐木町ブルース 青江三奈
12北国の春 千昌夫
13潮来笠 橋幸夫
14有楽町で会いましょうフランク永井
これをもってベストといわずに何と言う、素晴らしい選曲である。いやもうコレで限界の選曲かもしれない。しかも演歌のCDのくせに全曲非常に熱い解説付き、「なぜ演歌は北へ向かうか」「ロングセラーは自らの歌唱力の確認」「単語だけでも演歌になる」「股旅物は男の美学」など、タイトル見ただけでも読んでみたくなる。
また全曲全解説に英訳つきである。もしも英語圏の人に日本の音楽のCDをくれ、と言われればウタダでも浜崎でもなく間違いなくコレを渡す。正しく『日本の』音楽だからだ。
それにしても所有欲をゆさぶる一品であった。ちなみにジャケットはしりあがり寿。映画「キルビル」で演歌のかっこよさを逆輸入的に発見してしまった若い僕らの、一生の(でも聴くのは時々だろうけど)、宝物に。プレゼントにも最適。買っとけ。