次々起こる難事件に科学的見地から迫っていく科学捜査班=CSIチームの活躍を描いた、アメリカの人気テレビドラマの第2シーズン。意外性たっぷりの状況で発見される犯罪の痕跡が、CSIの面々の手で“理解可能”な事実にまで落とし込まれていく展開がスリリングなのはもちろんだが、映像的な見所も盛り込んだ余裕綽々の語り口には本当に惚れ惚れさせられる。
今シーズンでは、グリッソムを筆頭とした5人のチームに加え、ブラス刑事や検死官のアル、研究員のグレッグといった登場人物もいい味を出して、人間ドラマとしてもぐっと深みが出た印象。終盤には、グリッソムにある変化が起こるというトピックも用意されており、全くもって目が離せない。そんじょそこらの刑事ドラマでは得られない密度感に酔いしれること間違いなしだ。(安川正吾)
このシリーズの見所は様々ですが、私はあえて主任グリッソムとその部下サラとの関係について言及しておきます。
このDVD-BOX収録の第16話の二人の会話に注目です。
犯罪現場であるアイスホッケーのリンクで二人がスポーツについてこんな会話を交わします。
まず日本語吹替えの台詞。
サラ: スポーツは嫌い?
グリッソム: そんなことはない。ずっと野球のファンだ
サ: 野球の?
グ: 美しいゲームだ
サ: 美しさに興味があるの?
グ: キミにもある
一方、英語の原音は以下の通り。
SARA: You just don't like sports.
GRISSOM: That's not true-- I've been a baseball fan my whole life.
S: Baseball.
G: It's a beautiful game.
S: Since when are you interested in beauty?
G: Since I met you.
つまり英語原音の最終部分は:
サ: いつから美しさに興味なんか持ったの?
グ: キミに出会ってからだ
という意味です。
吹替えが「美しさはさておき、キミにも興味がある」という程度でしかない一方、実際には「美というものに興味を抱くようになるほど、美しいキミとの出会いは私の人生にとって大きな意味がある」ということを伝えているのです。サラとの出会いはグリッソムの人生を確実に変えつつあるということなのです。
40代後半の男と30代前半の女。二人の間には職場の上下関係を越えた感情が展開していきます。
しかしグリッソムはこの先もあえてその感情に鮮明な輪郭を与えようとしません。それはなぜなのか。理由の一端が垣間見える第4シーズン第12話の苦く切ない幕切れまで、ファンにはじっくりとこの二人の関係を見つめていってほしいと思います。
これほどのクオリティでドラマが作られるアメリカには
日本のドラマなんかじゃ太刀打ちできないです
リアリスティックな場面設定
スピードかんあふれる展開
複雑に絡み合った人間関係
毎回毎回が映画一本分に相当するようなクオリティです
僕は味のあるキャスティングのCSIマイアミも好きなので
そちらも早くDVD化してほしいものです