エディターレビュー
とある療養施設で、記憶をなくした初老の女性に定期的に会いに来て、若い男女のラブストーリーを話してきかせる老人がいた。その物語は、1940年、ある夏に出会い恋に落ちたアリーとノアの物語。しかし身分の違いがふたりを引き裂き、アリーとノアは別々の人生を歩むことになるが…。 この映画のメインストーリーとなるアリーとノアの恋愛は、ひと夏の恋、身分違いによる別れ、そして再会…と、これまでも多くあったラブストーリーの流れを組む物語だが、ライアン・ゴスリングとレイチェル・マクアダムスが、弾けるようなフレッシュな魅力を存分に披露し、アリーとノアのキャラクターを際立たせている。しかし、驚くべきは演出の巧みさ。ラストの思いがけないサプライズは、ふたりの半世紀に渡る愛を見る者の心に深く刻むことに成功している。監督は『ジョンQ 最後の決断』のニック・カサヴェテス。初老の女性役には監督の母親ジーナ・ローランズが扮し、往年の人気俳優ジェームス・ガーナーが物語を読み聞かせる老人を演じている。ベテランふたりの味わい深い演技も見応えがあり。(斎藤 香)
カスタマーレビュー
反論を許さぬエゴイスト きみに読む物語 プレミアム・エディション [DVD] ライアン・ゴズリング
これは「真実の愛」のストーリーなんだろう。
真実の愛は全てに勝る。それは反論を許さない。
愛が全てという人間は善、それを否定する奴は悪。
俺には余りにも傲慢に見えるし、不遜(本来真実の愛は神様のものでしょ)に感じる。
真実の愛の為には、人を騙し、傷つけ、裏切るようなことは、彼らにとってはとるに足らないこと。
人生を彩るちょっとしたエピソードにしか過ぎない。
本人は随分と気持ちが高ぶって気持ち良さそうだが、それに巻き込まれる人たちはたまらない。
認知症を発症し、心穏やかに過ごしていることすら許さない。
究極のエゴイストの姿を見てしまって、何とも言えない居心地の悪さを感じてしまった。
ほんとうの恋愛 きみに読む物語 プレミアム・エディション [DVD] ライアン・ゴズリング
「50年後の君も愛してる」という名台詞がありましたが、そんな恋愛を描いた映画です。
若さや美しさといった表面的なものだけでなく、その人の全てを愛するっていうのはこういう風なのかなと考えさせられました。
すばらしいの一言。 きみに読む物語 プレミアム・エディション [DVD] ライアン・ゴズリング
美しい景色、映像、素晴らしい俳優、ストーリー、展開・・・色々な言葉を当てはめて、私の見終わった後の感動を残したいと思い、このレビューを書いていますが、しっくりきません。
本当に心が揺さぶられ、最後は嗚咽して泣いていました。
一言で「純愛」と表するだけでは足りません。最愛の人と一生を添い遂げる・・・全力を尽くして・・・。
愛する人のために、養老施設に一緒に住み込むことができますか?
愛の奇跡を信じて眠りにつけますか?
7年もの間の空白を愛を信じることで乗り越えられますか?
私の宝物の映画の一つになりました。
ノアに理想の恋人・夫像をみる・・・ きみに読む物語 プレミアム・エディション [DVD] ライアン・ゴズリング
年老いた妻に対して、若い頃と変わらぬ愛情を持ち続けるノアは、全女性の理想の男性像ではないでしょうか?
普通はどんなに大恋愛で結婚しようが、数年で馴れ合い夫婦になるのがおち、ともすれば離婚、なんていうのがお決まりのコース。
この原作を読んだり映画・DVDを見たら、自分が年をとってしわくちゃのおばあさん・おじいさんになっても、なおかつアルツハイマーやその他もろもろの老人特有の病気になっても、若い頃と変わらぬ愛情を注いでくれる夫・妻、そんな人に皆さんめぐり合いたいと思うのではないでしょうか?
そんな素敵な恋愛したいですね!
昔からよく縁の深い夫婦は、片方が亡くなると3年以内にもう片方も亡くなる、とかいいますが、変わらぬ愛情を持ち続けたまま同時に亡くなるなんて、とても幸せな最期だと思います。
男性の方々、自分のパートーナーがしわくちゃのおばあさんになった時のこと、想像してみてください。
うんざりなら、愛が薄い(?)です。
ノアをぜひともお手本に(笑)。
星4つにしたのは、原作を読んで想像していた若い頃のアリーが、笑い方や立ち居振る舞いで少々品がなかったのでそうしました。
なんのひねりもないが きみに読む物語 プレミアム・エディション [DVD] ライアン・ゴズリング
話はなんのひねりもなく、予想通りにはじまって予想通りに終わっていく。
途中山場という山場もなく、複線や凝った演出もない。
感動するわけでも,話に引き込まれるでもない。
年老いてからの登場人物の心理描写は薄く、映像が綺麗な分上辺だけな気もする。
それでも見終わった後になんか気になる。
しばらくしてもう一度見たくなり、また見た。
映画の完成度としての魅力はまるでないが、
やはり若いときと年老いたときという対比が単純な分鮮やかで
特に若い二人の俳優の表現がみずみずしく、見ていて心地よい。
またラストもだれもが思う理想でありつつ、現実には不可能なことを
臆することなく堂々と描いた点が
全体的にはいい結果に繋がったと思う。
素直な映画に素直な俳優陣、素直な映像。
そのあっさり感が逆に清涼感を産みだし、何も考えずに見るのが○。
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