カスタマーレビュー
ガンダムで描かなければ・・・ 機動新世紀ガンダムX 02 [DVD] 高木渉
戦闘をメインにせずに戦争を描こうとしたのが、他のガンダムにはない描き方で好感が持てた。物足りない部分はあったが、一人で全話脚本を書いた事もあり全体的に作品の軸がぶれる事無く、上手くまとまっていると言う印象を受けた。
メインの舞台である戦後世界をもっと描いてくれていれば、作品のテーマが今以上に視聴者に伝わったのではと思うと残念だが、製作環境を考えればよくやり遂げたと思う。
日本の教育について考えさせてくれる作品 機動新世紀ガンダムX 02 [DVD] 高木渉
自分たちの能力を認めようとしない人間を全て排除しようとする、フロスト兄弟。
主人公ガロードのティファへの恋心が作品の骨格となっていますが、その傍らフロスト兄弟の復讐が遂行されます。
フロスト兄弟は誰からも傷つけられない、自分たちだけの楽園を築こうとしていたのです。
ですが、全てを滅ぼし、自分たちにのみ都合のいい楽園を築いたところで、どうなるのでしょう?
褒めてくれる人なんていませんし、彼らの能力を認める人もいません。
軍参謀本部直属士官にまで昇級を果たす程、明晰な頭脳を持つ彼らですから、そんなことは分かっていたかもしれません。
例え分かっていても、過ちを犯してしまうのが人間です。
これはフロスト兄弟だけの問題ではありません。現代日本にも、勉強しているのに成績が上がらず、親に怒られ、非行に及ぶ少年少女のニュースがどれほど報道されていることか。
才能なり努力を評価されない人間は、ひどく傷つくものです。
現代日本の教育システムでは、弱者はどんどん切り捨てられます。本当にそれでいいのか?
切り捨てられた人間の中にはフロスト兄弟のような人もおり、社会を不安に陥れるのです。
国は、日本人は生まれながらにして皆平等、と憲法で謳っています。
一方、国の教育方針では、偏差値の低い人間は劣等生として扱われ、蔑まされます。
現代日本の教育問題へ鋭く迫った、珠玉の作品。 全10巻。
「ガンダム」というブランド名に対する執着と崩壊 機動新世紀ガンダムX 02 [DVD] 高木渉
一般的には「シリーズ一の駄作」「『ガンダム』史上、もっとも数奇な運命を辿る」「報われることなく散った作品」(「アニメ批評 #001」)などと言われていますが、何が原因だったのでしょうか?
「ガンダムX」の話題になるとなぜか必ず登場する単語が「視聴率」と「打ち切り」です。「ガンダムX」の視聴率は、26話までの間に4.3%を2回ほど超えるレベルで安定します。……ちなみに、前番組「ガンダムW」の視聴率が平均4.3%でありシリーズ屈指の低さでした。
そして、そこで事件が起こります。それまで夕方5時の放送だったのが、27話から朝の6時に左遷されてしまったのです。当然、後はひたすらかわいそうな視聴率が続くことになりました。
27話「おさらばで御座います」 1.5%
28話「撃つしかないのか!」 1.4%
29話「私を見て」 0.8%
30話「もう逢えない気がして」 1.5%
31話「飛べ、ガロード!」 1.4%
32話「あれはGファルコン!」 0.8%
33話「どうして俺を知っている!?」 1.4%
34話「月が見えた!」 0.8%
35話「希望の灯は消さない」 1.3%
36話「僕らが求めた戦争だ」 1.5%
37話「フリーデン発進せよ」 1.7%
38話「私はD.O.M.E… かつてニュータイプと呼ばれた者」 1.1%
最終話「月はいつもそこにある」 0.6%
そして、全46話の予定だったハズが、ここで打ち切り。おさらばで御座います。結局、6.2%で始まって0.6%で終わるという美しい視聴率の流れができあがってしまいました。
打ち切りのせいで、物語終盤に悟った人が登場。金田一少年のように関係者を招集して長々と喋り、作品のテーマを全部クチで説明してくれる最終回になってしまいました。
……まあ、監督には、1年間放送したアニメの最終回で「実は主人公たちは二次元人だった!」をやった前歴がありますから、別に打ち切られなくてもメメタァな終わり方をした可能性はありますけど。
基軸がしっかりしている。 機動新世紀ガンダムX 02 [DVD] 高木渉
まさにアニメは派手さだけが全てではないことを教えてくれる作品。派手な演出以前の物語の基軸が他のガンダムよりしっかりとしている。人物の心理描写が丁寧で感情移入がしやすいです。打ち切られた作品ではありますが、決して投遣りな姿勢を見せなかった高松信司監督はプロの仕事を人一倍やってのけたと思います。拍手。
少年と少女の成長 機動新世紀ガンダムX 02 [DVD] 高木渉
この巻は、序章の最後である第5話「銃爪はお前が引け」から第2章の中盤までを収録している。 第2章は、今まで孤独に生きてきたガロードとティファがどのように他人と接していくのか、というのが主軸だ。言い換えれば、若者が社会という世界に視線を広げたときに生じる戸惑いや不安を綴っているエピソードだ。 二人が巧く自分を表現できずにもどかしくしている様子は、現代人にも通ずるところがあると思うのは、私の早計だろうか。 いや、そうではない。これは、スタッフが等身大の少年達の成長を描こうとした努力の成果なのだろう。
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