今年は宮崎駿も押井守も大友克洋も新作を発表するというアニメの当たり年。曽利文彦の「APPELSEED アップルシード」もあったしね。そんな巨匠たちに負けていない。いや、彼らを凌駕しているかもしれない、これぞアニメ!と言いたいくらい「動き」が凄い。
キッチリとした画を心掛けるよりも、動きに重点を置いていて、場面によってキャラデザインが違うような、まるで描き殴ったような自由な線で初めから最後までハイテンションを保ちながら動く動く!! どんどん前に進んでいくストーリーと互角に対峙するには、このぐらいぶっ飛んだ表現手法が必要なのだろう。そして、多種多様にリミックスされた音+映像が、圧倒的なスピード×重量感で観る者を丸呑みしてしまう。
ハイパーと言うには強烈すぎるし、シュールという表現も超越している。新感覚だけど、どこか懐かしく、コテコテの関西弁とえげつないギャグ。実写を交えつつ、あらゆるアニメの質感がクロスオーバーしています。とにかく、全編印象的というか強烈なシーンばかりなんだけど、特に、「神」との遭遇シーン、みょんちゃんと結ばれるシーン、ラストのクジラからの脱出シーン、この3つのシーンは出色。あまりの荒唐無稽さに呆れながら、引き込まれちゃう。(笑)
ただ、アニメファン向けに作っている感じがするし、画もクセがある画で、観る人を選ぶと思います。
はまった人なら、このDisc5枚の特典満載の【パーフェクトBOX】は買いでしょう!!