裕福な家庭に育ったイグビーだが、高圧的な母と精神を病んだ父に囲まれ窒息寸前だった。トラブルで高校を退学になった彼を、母は士官学校に入れるが、そこでも問題を起こして退学。その後、名づけ親D.Hの仕事を手伝うためにNYへ行ったイグビーは、GFのスーキーとD.Hの仲間と自由を謳歌。しかし、兄がスーキーの心を奪ってしまう。
家族さえも信用できず、自分の居場所を求めてさまよう主人公。やりたいこともなく、立ち直る術もなく、自分の気持ちに正直に行動しても空回り。何もかもうまくいかない主人公のいらだちは、いまの十代そのものなのかもしれない。等身大の苦い青春を、諦めの表情でクールに演じきったのはキーラン・カルキン。母親をスーザン・サランドン、父親をビル・プルマン、兄をライアン・フィリップとキャストは豪華。監督はバー・スティアース。奇をてらわない、堅実な演出だからこそ、見えてくる真実。落ちこぼれの青年が人生の再スタートをきるまでを、叱咤しながらも見守りたくなる作品。(斎藤 香)
思ったよりシンプルだったけど、マコーレー・カルキンの弟のキーラン・カルキンの演技は、うまかった怖いんだと彼女に泣き叫ぶとことか…兄に彼女を寝取られるなんて可哀想だけどね。兄貴役に、ライアン・フィリップでクールな兄は、ハマリ役だった 母を殺ししがみつくとこも可愛かった。
キーラン・カルキンは本当にいい俳優になったと思います。
「サイダー・ハウス・ルール」でも光っていたけれど、
今回もいい演技を披露してくれています。
そして主役の彼を支える脇も名優ぞろいです。
脚本も良く出来ていると思います。
母親からの重圧に反抗し、かっこつけ、強がっていながら「怖いんだ」と言ってしまう素直さ・弱さ。
よく表現できていると思います。
それにしても昔はかっこつけて強がって自分の弱さも否定するのが
若者描写だったのに時代は変わったものです(笑)
イグビーは17歳ですが、いくつになっても「このままでいいのか?」と
あがいている人はきっと沢山いると思います。
私もその一人。
でも、迷いながらもがきながら必至になってるうちにきっと自然と答えも見えてくる。
ちょっと勇気付けてもらえる、そんな作品です。
プラス:サントラ出ないですかね・・・。曲が最高にクールです。