エディターレビュー
ジャズ、ブルース、昭和歌謡といったルーツ・ミュージックへの回帰――「そう! これを待ってたんです!」と喝采したくなる6枚目のオリジナル・アルバム。00年代に入ってから新たな音楽的方向性を模索していた彼女だが、菊地成孔(サックス)、ASA-CHANG(ドラム)、渡辺等(ベース)といった凄腕ミュージシャンたちが参加した本作によって、自らの“居場所”をはっきりと自覚したのではないだろうか。胸をギューッと締め付けられるような痛くて切ないリリックもさらに洗練されている。(森 朋之)
カスタマーレビュー
ショートケーキの唄を作れるのはこの人しかいない パブロの恋人 小島麻由美
あの漆黒のマイネームイズブルー〜愛のポルターガイストを突き抜けた、八月の青空。ジャジーだ、ブルージーだなんだかんだいっても、この天然満載の明るさが他には有り得ない。美しいものはいつだって、鑑賞/干渉に耐えうる。でしょ?
歌謡曲という甘い夢の続きはここにある。
言われてみたいひとこと。 パブロの恋人 小島麻由美
台風明けの8月26日、渋谷クラブクアトロのLIVEに行ってきました。中盤の「夜明けのスキャット」以降はエロく、妖しく、かっこ良い小島節がビシバシ決まって、見てて何回もビリビリ来ました。なんか少年の頃の春のように何回も足がつりそうになりました。これってMARC ALMONDみたいじゃん、とか思って勝手に感動していました。ただ、ロックンロ−ルキャラバン、といいながらもロックンロ−ルって1曲もなかったですね、これは最初からわかっていたことなんですけどね。でも、このCDはジャケットもふくめてちょっとモッズ風。少しずつでいいからこっち側にきてくれるとうれしいんだけど。別に誘ってるわけじゃあなくないんですけど、歌手としての技量・力量は誰もが認めるところですからそろそろジギ−スタ−ダスト級の、ジギ−スタ−ダスト級の決定打が欲しいところです。いや、別に誘ってるわけじゃあないんですよ。でもこんなにいい子なのに。りんごより全然いい子なのに。寸止め地獄はもういやだ。どうして。何すんの。やめて、ちょっと。どうしちゃったの? つづく。
良い。 パブロの恋人 小島麻由美
前作のアルバムも好きでしたが、ちょっと重い気がして、気軽にちょくちょく聞ける感じではありませんでした。 でも、これはいいです。 聞いていてわくわくしてきました。 明るくて可愛い曲も入っていて、滅入ってくることがない。 でも退屈はしません。 本当に、買ってよかったと思っています。
限りなく個人の作品であるという事 パブロの恋人 小島麻由美
最近、各メディアの表現活動は分業の傾向にあると思います。 それは個人の情報収集能力が高くなり、それに比例して 表現も高度化、高速化しているという事が原因だと思います。 そんな中、個人が舵を取る事に価値を感じるのはこういう作品に 出会った時です。 勿論演奏なども含め全て一人でやり切るということは不可能ですが、 詩、曲、歌全てに対する驚異的なまでの気の配り方、完成度。 一曲目を聞いた時点で金を払って購入したことに納得します。 過去の作品にも、彼女の賢さと計算高さを知る事は出来ますが、 今回は更に広い範囲から慎重にピースを集めている気がします。 演奏もいいですね。
小島節 パブロの恋人 小島麻由美
小島麻由美ワールドです。 彼女にしか表現できないワールドがありますが、少しずつ変化していくので安心して聞けつつも新しい発見があります。「面影」あたりからかなり憂いが出てきましたが、新しい魅力としてとても楽しめます。 アルバムとしては初めての写真ジャケット。こちらのアートワークも素晴らしい。
最新レビュー パブロの恋人 小島麻由美
収録曲・トラック
Disc1
1.パブロの恋人
2.ハートに火をつけて
3.スウィング No.2
4.蛇むすめ
5.もしも自由が欲しいなら
6.砂漠の向こう
7.茶色の小瓶
8.ブルーメロディ
9.さよなら夏の光
10.マリアのカラス
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