『演技者。』は本放送時にメイキングやインタビューが各作品、最後の週に放送されたのですが
「アメリカ」にはメイキングが放送されませんでした。
それだけでも初回限定版は価値があると思います。
「アメリカ」は“弟”の部屋を舞台に過去と現在のお話が進行します。
登場人物の間に漂う独特の空気が妙に後を引くおもしろさなのです。
静かに始まり淡々と続きます。そして「現在」のシーンでイライラがMAXになるころ(←視聴者の)
ラストシーンで一気に盛り上がります。
私はじんわりと泣きました。
メイキングの「おまけ」を見てもう一回見ると更に楽しめます。
全ての登場人物に何かひと癖あり…何度か見ると愛着がわきます。
使われるBGMも最高でした。
アメリカがしっとりした話に仕上がっていて好きだ。主のいなくなったアパートの一室でぽろぽろとこぼれ落ちてくる思い出。兄(国分)が見つけるCDは兄弟のつながりをさりげなく示唆し、胸つまされる。前田愛のストーカーぶり(?)に思わず涙がこみ上げる。大倉もハマリ役(?)でいい味出している。脚本がいいのだろう。皆が解放されていく様子の描き方が素晴らしい。
錦鯉はラストまでは結構いい雰囲気、ヤクザ事務所でのコミカルな演技は楽しい。サトエリの中国娘はセクシーで楽しく笑える。ラストをもう少し工夫してくれれば満足できたと思う。REDRAMのダークな雰囲気はよくでているが、ちょっと好みじゃなかった。
REDRUMの映像は二階監督らしくとても素敵だった。音楽と映像がマッチしていてカッコいい作品だったと思う。SUGIZOが二つの人格をうまく表現していた。片方はクールで片方はキモい。ストーリーは深いがわかり易く、メッセージ性もあってコンパクトにまとまっていた。3つセットではなく1つずつで安かったらすごく良かった。