人を恐怖に陥れることに快感を感じる大富豪プライスは、かつて人体実験が行われていたという精神病院を買い取って、そこで妻の誕生パーティを催し、しかもその館で一晩過ごすことができた者に賞金を出すことにする。しかし、そこに集められたのはなぜか招待状を送ってない者たちであり、やがて恐怖のパーティの幕が上がる…。
お化け屋敷の趣向が転じて、本当に呪われた館と化してしまった室内で起きる惨劇の数々。ロバート・ゼメキスがジョエル・シルヴァーとともに創設した「ダーク・キャッスル・エンタテインメント」の第1回制作作品で、監督はウィリアム・マローン。『フォレスト・ガンプ』のようなヒューマンものを手掛ける一方、実はホラー好きという側面も持ち合わせるゼメキスの趣味が全面に出た作品ともいえよう。(的田也寸志)
[13ゴースト]や[ゴーストシップ]などを手がける、ホラー映画専門製作会社による作品です。
かつて、人体実験のようなものをしていた犯罪者用精神病院を舞台に、[誕生日パーティ]と称した恐怖の一夜が繰り広げられる…
という感じの話ですが、オープニングから前半にかけて、ストーリーも映像もイイ感じに怖いですが、後半から終盤にかけてのクライマックス部分は、
「アレ?」
って思うくらい怖い部分が無い、というかあっさり終わってしまう感じがしました。
前半が前半なだけに、後半も叫んでしまうような部分があっても良いのかなと思います。
あと、この作品に限らずですが、ホラー映画でCGを多様するのはどうかなと思います。
私だけかもしれませんが、リアルじゃ無くなってしまうような気がして、感情移入できにくいです。
前半は、亡霊らしきものが怖さを予感させるのですが…
後半はとにかく残念としか言えません。
途中から手を抜いてしまったのか、制作費が足りなかったのか、早く終わらせたかったのか… せっかく「人体実験をしていた館」という肩書きがあるのに、まったく関係ないものがストーリーを手っ取り早く終わらせてしまいました。
良かった点は、最初に出てきた遊園地の乗り物がうまく考えられている点と(ここにお金を使いすぎて後半があんなふうになっちゃったのかなぁ)、過去の館でのシーンが、まぁまぁホラーしてたところです。