カスタマーレビュー
偉大な作曲家の メシアン:彼方の閃光 ラトル(サイモン)
メシアンのオルガン曲が好きでよく聞いていた。天上から音が煌めき
ながら降ってくるようで荘厳でありその独特の響きに聞くたびに魅せられ
ていた。管弦楽曲もその驚くべきリズム、音の色彩それらが渾然となって
聞くものを魅了せずにはおかない圧倒的な迫力があった。
さて、この曲はどうであろうか。僕には「彼方」から聞こえてくるのは
年老いた作曲家のかつての栄光、郷愁、執着・・・メシアンはとても好きな
作曲家だけれどこの曲を聞くと偉大な作曲家の想像力が枯渇してしまった
つぶやき、のような気がしてならない。
微かでそしてところどころかつてを思い出すかのように煌めく、老境
の寂しさを感じざるを得ない曲・・。
びっくり! メシアン:彼方の閃光 ラトル(サイモン)
まったく予備知識のないままこの組み合わせによるコンサートを見に行って(古い表現ですが)「度肝を抜かれ」ました。 いままで「現代音楽」と呼ばれそうな曲を聴くと大抵気分が 悪くなっていたのですが、このときばかりは聞いているうちに顔が 自然とほころんできました。何もわからず聞いているのに曲の情景らしきものが自然と頭の中に浮かび始めるのです。 そして気がつけばラトルとベルリンフィルの面々に案内されてメシアンの描いた世界に入り込んでしまっています。 専門的なことはまったくわからない僕ですが、現代音楽、という言葉を聞いただけで引いてしまう人にもお勧めです。だってこれ面白い!!!
メシアン最後の大作−感銘深い演奏 メシアン:彼方の閃光 ラトル(サイモン)
「彼方の閃光」は,ニューヨーク・フィルハーモニック150周年を記念して委嘱された作品で,当時80歳を超えていたメシアン最後の大作である。 曲は,「ヨハネ黙示録」から題材をとった部分と世界各国の鳥の声や天体の動きなどから題材をとったものとが交互に現れる全部で11の楽章で構成されている。現代音楽でありながら少しも難解ではなく,むしろ自然の流れにまかせて音と場とを丁寧につむぎあげていくような一種魅惑的な音楽作品なのであるが,全体の構想と設計は堅牢であり,現代人の精神的空隙を埋めてくれるような何かを持つ作品であるようにさえ思え,まさに現代音楽の最後の巨匠による20世紀音楽の総決算とでも言うべき記念碑的な作品であると言って過言ではないだろう。 指揮者のラトルは,言うまでもなく現代音楽にとりわけすぐれた技量と感性を有しているが,このCDに収められた演奏は,ラトルの数々の名演の中でも特に優れたものの一つだと思われる。私個人としては,第1楽章,第5楽章,第6楽章及び最終楽章の演奏に特に感銘を受けた。 ラトルの演奏は,おそらくこの曲の決定版的な演奏として今後も長く聴かれ続けるのに違いない。
メシアン最後の大作の定番 メシアン:彼方の閃光 ラトル(サイモン)
〜1991年に完成されたメシアンの最後の大作。二十世紀を代表する大作曲家がニューヨークフィルの創立150年記念の委嘱に応じて書き上げた傑作だけに話題にもなり、メータの初演後、現代作品としては数多く演奏されている。いくつかの録音があるが、メシアンには思い入れがあり、また現代作品を得意にもしているラトルがベルリンを指揮した、このディスクはチョン・〜〜ミュンフンのものと並ぶ優れた演奏といってよいと思う。 作品は多彩な色彩と巧緻なリズムの扱いとも、メシアンの集大成にふさわしい素晴らしいもので、演奏も、管楽器のソロ、圧倒的な金管楽器と打楽器群とも望みうる最良の出来栄え。このディスクはメシアンを知るうえで欠かせない。〜
最新レビュー メシアン:彼方の閃光 ラトル(サイモン)
収録曲・トラック
Disc1
1.栄光の中にキリストの出現
2.ケンタウルス座
3.コトドリと結婚の街
4.封印された選ばれし者
5.愛にとどまる
6.7つのトランペットと7人の天使
7.そして神はことごとく涙をぬぐいさった
8.星々と栄光
9.生命の樹にやどる鳥たちの喜び
10.神の道
11.キリスト、楽園の光
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