以前NHKのBSでも放送されたヴァルビエ音楽祭のライブDVDです。出演者はレイフ・オヴェ・アンスネス、ニコラス・アンゲリッチ、エマニュエル・アックス、エフゲニー・キーシン、ラン・ラン、ジェームズ・レヴァイン、ミハイル・プレトニョフ、スタファン・シェイヤ、ミシャ・マイスキー、ギドン・クレメール、今井信子と豪華絢爛。
収録曲は全10曲ですが、中でも8台のピアノで奏でるワルキューレの騎行(ワーグナー)やくまばちは飛ぶ(リムスキー・コルサコフ)は圧巻です。
内容は五つ星ですが、国内版はまだまだ高価なので四つ星にしました。輸入版(ASIN: B0002YJ29O)もRegion Allなので日本のDVDプレーヤーでかかります。さらにボーナストラックの練習シーンや解説は日本語の字幕が選べて、国内版と大差なく楽しめて価格は2/3ほどです。これからご購入の方には輸入版がお勧めです。
キーシン、アルゲリッチ、プレトニョフ、アンスネス、レヴァイン、アックス…。
世界的なピアニスト、そしてバイオリニストが共演する「ヴェルビエ音楽祭」の一部始終がこのDVDに収められている。
8台のピアノをステージ上に並べ、「ワルキューレの騎行」「星条旗よ永遠慣れ」を演奏するのは圧巻。
その中でもチャイコフスキーコンクールで優勝した若手中国人ピアニスト「ラン・ラン」の紫色のチャイナ服がとても目立って、東洋の存在をアピールしていた。
キーシンとアルゲリッチの連弾は、息を飲んだ。
ベテランのアルゲリッチがキーシン坊やの横顔を睨みながら演奏するところなど。
キーシンの冷汗とアルゲリッチの鬼の形相が、演奏後、みごとビッグスマイルに変わるところは微笑ましい。
バイオリン&ビオラ&チェロの協奏での『ハッピバースデー変奏曲』は、涙もの。
どこか田中真紀子に似ているサラ・チャンはノリノリで、
この場をとことん盛り上げてくれたと思う。
個人活動の多いアーティストが、このように「もともと音楽はこう楽しむもの」と、自らがはじけている姿に嬉しくなった。
アルゲリッチがキーシンがレヴァインがそして現在クラシック界の巨匠達がヴェルビエに会して開いた音楽祭のライブ映像。
8台のビアノによる合奏はまさに圧巻。又、共演する弦楽器奏者達もクレメール、マイスキー、今井信子・・・などなどきら星のごとく。
そして、その奏者たち一人一人が心から楽しんで演奏している様子がとてもいい。
この様なドリームチームが実現したのは天上の地(4000m級の山々に囲まれたスイスのスキーリゾート)ならではだろう。
「ウィ・アー・ザ・ワールド」に継ぐ私のお宝映像になりました。願わくば15周年20周年にも是非開催を。
ディレクターのマーティン・エングストレーム氏に感謝。
Disc1
1.連弾のためのソナタ ハ長調K.521(モーツァルト)
2.2台のピアノ・8手のためのソナタ ホ短調(スメタナ)
3.ハッピー・バースデイ変奏曲(ハイドリッヒ)
4.4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065(バッハ)
5.歌劇「セミラーミデ」~序曲(ロッシーニ/チェルニー編曲による8台ピアノ版)
6.ワルキューレの騎行(ブラックフォード編曲による8台ピアノ版)(ワーグナー)
7.ジャマイカ・ルンバ(ラス編曲による8台ピアノ版)(ベンジャミン)
8.行進曲「星条旗よ永遠なれ」(ロート編曲による8台ピアノ版)(スーザ~M.グールド)
9.ユニオン~国民歌による演奏会用パラフレーズ(ラス編曲による8台ピアノ版)(ゴッドシャルク)
10.くまばちは飛ぶ(8台ピアノ編曲版)(リムスキー=コルサコフ)
11.ハッピー・バースデイ\〈映像特典〉ヴェルビエ音楽祭&アカデミーについてのドキュメンタリー&インタビュー