今やウインダムヒル・レーベルの看板アーティストとなったジムの初のグレイテスト・ヒッツ。個人的には、Valentine やアルバム Destiny からその名を知り始めたわけだが、多作なのか、出せば売れるからというレコード会社からの要求なのかわからないところだが、毎年アルバムを出しているので、少々リリースの間隔が早いなとここ数年感じている。しかし、こうしてこれまでの楽曲を一気に聴いていると、彼の奏でるピアノは繊細で、ロマンティックでいて、ドラマティックなものばかりである。ピアニストとして、そして作曲家としていかにアーティスト性を持った人なのかわかる作品である。
またこの人は、まだ世間的にそれほど知られていないアーティストやカナダ圏のアーティストをフィーチャーして、毎度見事な楽曲を世に送りだすのが得意な人でもある。そして、同様にCCMやカントリーのアーティストを数多く起用することで、ナッシュビルのミュージックシーンと切っても切れない関係にある(個人的にも喜ばしいことだし、今後もそういった起用を大いに望む)。そういったアーティストとの才能と彼の奏でるメロディーが融合することで、数々のバラードを初め、素晴らしい楽曲群がこの10年で出来上がってきた。今作はその証明であり、これからも安心して、リスナーが期待を寄せられるアーティストである。
欲を言えば、ミッシェル・ライトをフィーチャーしたYour loveやDestiny収録のピアノだけのナンバーをもっと収録して欲しかったが、ピアニストがグレイテスト・ヒッツを出せるというのも凄いことだし、その内容のほとんどがヴォーカル・ナンバーというのも凄い!
初めての人はこれに満足しないで、各アルバムも揃えていただきたいところ。
今までの10枚のアルバムの集大成といえると思います。彼の優しさはどの曲からもあふれていて、胸をじーんとさせてくれます。彼の変化を知る一枚ですが、彼はいつも優しく語りかけ、心を温めてくれます。
Disc1
1.Rocket To The Moon
2.Angel Eyes
3.If You Believe
4.By Heart - featuring Laura Creamer
5.Valentine - featuring Martina McBride
6.Love Of My Life - featuring Michael W. Smith
7.The Gift - featuring Collin Raye & Susan Ashton
8.Destiny - featuring Jordan Hill & Billy Porter
9.Your Love - featuring Michelle Wright
10.The Love I Found In You - vocal by Jim Brickman
11.Partners In Crime - featuring Dave Koz
12.Simple Things - featuring Rebecca Lynn Howard
13.Until I See You Again - featuring Mark Schultz
14.Memento
15.My Love Is Here - featuring Roch Voisine