エディターレビュー
バイオリン奏者を夢見て、長崎から叔母の住む鎌倉に出てきた雅彦だったが、大学生になった彼は自動車修理工場でのバイトに明け暮れ、バイオリンのことなど忘れてしまったよう。工場の仲間とのふれあい、三角関係による出来事を経て、故郷の長崎に帰るという叔母とともに帰郷した彼は、父から衝撃の事実を知らされる。 さだまさしの同名タイトルの原作の映画化。主役の雅彦を演じる内田朝陽は精悍さの中に不器用で素朴な人柄をにじませ、そんな彼を松坂慶子が母性でやさしく包み込んでいく。人と人とのふれあい、ぬくもりの心地よさが全編流れ、奇をてらわないオーソドックスな作りがかえってジンワリとした感動を呼ぶ。高島礼子、田中邦衛、池内博之、酒井美紀、椎名桔平、山本太郎、蟹江敬三など、脇を支える豪華な役者陣も見応えあり。遊び心がなく真面目すぎる感はあるものの、誠実さにあふれ、安心して見ていられる感動作。(斎藤 香)
カスタマーレビュー
細かい不満もあるけど、映像と音楽に圧倒される 精霊流し [DVD] 内田朝陽
ヴァイオリンの勉強のために長崎から叔母のいる鎌倉に預けられる主人公。
電車の窓から、手を振りながら併走する母の姿。このへんでうるうる来てたら、
一気に主人公が大学生になり、ヴァイオリンに触れもせず、無気力に暮らすシーンに…。
坂口憲二主演のNHKのドラマに比べると、展開が速く、急ぎ足の印象。
これだけの内容を二時間程度の映画に収めるのは少々無理があったのでは?
いや、無駄なシーンはそぎ落として、見せるところを魅せるという制作意図かもしれない。
ただ、気恥ずかしいくらいの告白シーンは、(これって、さだまさしの自伝を基にしてるはずだよね?)
なんて考えていると、やや違和感が残る。
それでも、映像は美しいし、実話から生まれた音楽が流れるし、圧倒されてしまう。
「自分の心に正直に生きていれば苦しい事もある。だけど決して不幸にはならない」
という叔母さんのすがすがしい生き方が素敵。
その生き方に共感できず反発していた主人公が、実は誰よりも大きな愛に
包まれていたことに気づくシーンは、台詞が少ないだけに、ジーンとくる。
親の子を思う心、子の親を思う心、色々な人とのつながりが切ないほど伝わってくる映画。
へたくそな長崎弁 精霊流し [DVD] 内田朝陽
東北弁と関西弁と標準語の間で「こんなかんじ?こんなかんじだよねぇ?」というようなどっちつかずの『なんちゃって長崎弁』が聞いていて、耳障りでしょうがない。
これだけ沢山長崎の素敵な映像が出てくるのだから、もうちょっと方言の美しさも徹底していただきたい。
県外の出身の人なら気にならないかもしれないが・・・。
長崎の情景と人情が素敵です 精霊流し [DVD] 内田朝陽
昔からさださんの作品とふれあって来た自分にとって、沢山の歌を思い出し、その詩の情景が浮かんできてとても素敵な時間でした。
体が震える位泣きました。
「椎の実のママ」のお話だとは知りませんでした。(さだフリークじゃないとわからないかも)
さださん好きなら、随所にリンクもあってそう言った面でも楽しめると言うか、その歌を口ずさんでいた頃の詩の情景が映像になっている感じがしてとっても良かったです。
長崎がとても綺麗に、そして長崎が受けた悲しみが描かれていました。
長崎って一度しかいったこと無いのですが、また行ってみたくなりました
ちょっと不満が残るなぁ 精霊流し [DVD] 内田朝陽
たいてい映画が原作を超えるのは難しいとされているけど、それはこの映画の場合でもアタリです。 田中光敏監督の「化粧師」の成功もあり、この映画には期待していましたが、この映画の出来はあまり納得がいきません。 何も原作どおりにとは言わないけど、無理やりにラブストーリーを織り交ぜるのはどうでしょう?豪華俳優陣に囲まれて何とか形になっているものの、脚本の安っぽさは目立っちゃいますね。 とはいえ、さすがCM出身監督。映像美はさすがなものです。ストーリー的に納得いかなくても、映像美と音楽に圧倒されてとりあえず号泣できますよ。
泣きました〜 精霊流し [DVD] 内田朝陽
最初の10分くらいから泣いてしまいました。 高島礼子さん、松坂慶子さんの対照的な母親は子供を思う気持ちは同じです。 酒井美紀さんは、今までの女学生的な雰囲気はなく大人の雰囲気を醸し出してられて 印象強く感じられました。 そして、最後の30分くらいから再び号泣するくらい映画に引き込まれてしまいます。 この作品を見て、自分の母親に何か親孝行したくなるような感動をあじわいました。是非、見て欲しいです。
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