エディターレビュー
現役警察官の梶という男が妻殺しを自供。ところが、彼が殺人を犯してから3日目に自供してきたことが問題になる。なぜすぐ出頭しなかったのか。梶は空白の2日間のことをいっさい語ろうとしなかった…。 横山秀夫の同名ベストセラー小説の映画化。主人公を演じた寺尾聡の寡黙の中に人柄をにじませる佇まいが素晴らしい。ミステリーの真相としてはいささか弱いが、空白の2日間の中に秘められた夫婦のきずなには涙する人も多いだろう。原作に忠実な作りなので、原作ファンも大いに楽しめるはず。吉岡秀隆、原田美枝子、樹木希林、柴田恭兵、伊原剛志、鶴田真由などスターたちが、このしっとりとしたミステリードラマをしっかり支える好演を見せている。ちなみに半落ちとは、完全な自供ではないことを言う。(斎藤 香)
カスタマーレビュー
頑張れ 半落ち [DVD] 寺尾聰
かなり重いテーマの映画ですが演出が軽すぎ、演技派の俳優陣のお芝居が上滑りしてまるでコントのようになってしまいました。この監督、演出力なさすぎです。頑張ってください。
これほど 半落ち [DVD] 寺尾聰
前評判と意見が違うのも珍しいくらい下らない。
とにかく、つまらない。 奥さんと子供が「あははきゃはは」と庭で水を引っかけあうシーンには鳥肌が立った。 こんな古くさい陳腐な演技を今時…と。
話もお涙頂戴。 単純だよね、これで泣けるなんて。 日本の役者は絶対に「汚れない」 髪の毛一筋乱れないような演技。 偽物、まがいもの。 魂を感じない。 最後まで観るのが苦痛だった。
邦画ブームってなんでしょうかね?
裁判員制度の開始を目前にして見ておくべき映画。 半落ち [DVD] 寺尾聰
裁判員制度の開始が迫ってきたが、人が人を裁くこと、特に本作の状況においての難しさがよく描かれた映画だ。私は原作未読なので、本作のミステリーとしての弱さ(例えば何故歌舞伎町のラーメン屋を見つけられたのか、説明不足)が原作、脚本あるいは映画の編集に起因するのかは不明。しかし、本作はミステリー作品というより、様々な葛藤を抱えた人々の群像ドラマとして評価すべきだ。警察対検察、刑事による刑事の取調べ、法曹資格を持たない検察事務官の複雑な思い、予断を排して裁判を淡々と終わらせようとする年配裁判官、被告人に似た家庭事情を持つが故に、自分自身への問いでもある質問を被告人に法廷でぶつける若手裁判官、法廷での証拠・証言のみで裁かれる故に、被告人は何を守ろうとしたのか陳述させようとする弁護士・検事。取調・裁判のプロセスがよくわかる。そして、人間臭い登場人物達。警察の不祥事を小さなものにせよとの上からの圧力を受けるが、真相を探る刑事(柴田恭兵)、特捜から左遷された過去を持ち、警察の小細工を暴こうとする検事(伊原剛志)、人権派弁護士として名を上げ長年のイソ弁生活からの脱却を図る弁護士(國村隼)、スクープ記事を書いて出世を考える新聞記者(鶴田真由)、元裁判官でアルツハイマー病の父を持つ若手裁判官(吉岡秀隆)。しかし、ひたすら沈黙する主人公(寺尾聡)の鏡のような心境に接して、それぞれ行動を変化させていく。この静かに受けて返す寺尾を初め、各俳優の演技は見事。主人公の妻(原田実枝子)、義姉(樹木希林)、命を繋ぐ尊さを説く女医(奈良岡朋子)も含めて。根底にはアルツハイマー病で壊れようとする人間から壊れる前に殺してと頼まれて殺すことが夫婦愛と呼べるか、という問いかけがある。貴方が裁判員ならどう裁くか、考えてはどうでしょうか。最後、運転手(笹野高史)の温情と柴田恭兵の敬礼にホロリとしました。
生きるとは 半落ち [DVD] 寺尾聰
寺尾聡ってこんなに演技が上手いとは思っていませんでした。
まさにはまり役といった感じ。
嘱託殺人、アルツハイマー、白血病、骨髄移植といったまさに生老病死が詰っています。そして生とは何か?そこに心脳問題があります。
壊れていく自分、壊れていく愛する者、壊れていく自分それは他者なのか?
あまりに多い内容を詰めすぎたせいか若干作りの雑さも感じますが、しょうがないのかもしれませんね。
誰のために生きるのか?誰のために生きているのか?
そして生きるとは何か?
そんなメッセージを感じた物語でした。
良い 半落ち [DVD] 寺尾聰
面白いしテンポ良く進んで 役者陣それぞれの良さが出ていると思います
特に主人公の寺尾聰さんが名演でした 最後の「生きてください」が良くて久しぶりに
泣きました
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