カスタマーレビュー
静かということ ダウランド:リュート集 オムニバス(クラシック)
このディスクについて書くとすれば「ダウランドの静かな名曲をリュート1挺で弾いた名演」というだけで充分だと思う。70分をこえる収録だが、1曲にあてられる時間はだいたい3分くらい。複数の名手によって(一人あたりの曲数はほぼ等分。重複する曲はない。良い編集だと思う)順番に、すべてソロで弾かれている。ポロンポロンとした古雅な響きが味わえる。奏者によって微妙に音質、ピッチが異なるから、それをたのしむことも良い。
わたしはクラシックを手段としてきく態度は好きでないから、こうしたディスクをプレーヤーにのせるときもちゃんと端座して聴くけれど、このディスクについて語るとき「癒される」という言葉が口まで、出かかる。
たとえばこうしたリュート1挺による小ホールでのコンサートがあっても、惹かれるけれど、わたしはいかないだろう。たぶん泣く子供がいる。曲がおわるときっと盛大な拍手をしてブラボーと叫ぶ男がいる。
ここまで読んで「ああ、言っていることはよくわかる」と思ってくださり、毎日を静かに耐えて生きているひとたちに、このディスクをおすすめします。廉価であるうえに、良いディスクです。
400年前の音楽を現代に聴くということ。 ダウランド:リュート集 オムニバス(クラシック)
他のレビュアーの方のお勧めで購入した。全く未知の人のお勧めだと かえって信頼できる気がするのが WEB2.0的で 我ながら楽しい。
週末の朝にゆっくり一人で聴いてみた。
ゆったりとした古曲をリュートが演奏していく。誠に優雅で素朴な旋律は 早朝には誠に似つかわしい。
こういう曲を聴いていると 音楽というものがいかに変遷してきたのかという点にいささか驚かさせる次第だ。
作曲者のジョン ダウランドという方は1563年〜1626年に 地球という小さな惑星にいらして かような優雅な曲を書かれた。日本で 信長や秀吉や家康が活躍していた時期だと考えると 遠い昔であるとしか思えない。
そんな昔の音楽家の旋律が 21世紀の僕に心地良い。それも不思議な話だ。僕らは それから400年という年月の間で作られた様々な音楽を耳にしている。400年もの間の音楽の変遷は凄まじい。
そんな変遷を踏まえて この古曲を聴いている朝がある。誠に心地良い。
絶対お買い得! ダウランド:リュート集 オムニバス(クラシック)
ダウランドのリュート曲は哀愁があって好きです。 がなりたてないリュートの音色に癒されます。 これはオムニバスなので、数人の演奏家の方が演奏されています。 音色を聞き比べるのも楽しいと思います。 それほど一般的には(CMで使用された等)知られた曲はありません。 しかし、この値段で昔の弦楽器リュートの魅力を味わえるのはほかにありません。絶対にお買い得です。 寝る前に聴く音楽として1枚あってもいいと思います。
最新レビュー ダウランド:リュート集 オムニバス(クラシック)
収録曲・トラック
Disc1
1.メランコリー・ガリアード
2.サー・ジョン・スミスのアルメイン
3.夢
4.ダウランド氏の真夜中
5.ファンタジア
6.エリザベス女王のガリアード
7.帰り来よ
8.ラクリメ(涙のパヴァーヌ)
9.ラクリメによるガリアード
10.つねにダウランド,つねに悲しく
11.ハンソン夫人のパフ
12.わが窓より立ち去れ
13.ウィルビー卿ご帰館
14.パイパーのパヴァン
15.ディゴリー・パイパーのガリアード
16.ダービー伯のガリアード
17.フォーテューン
18.オルランドは眠る
19.ロビン
20.失われし望みのファンシー
21.デンマーク王のガリアード
22.サー・ヘンリー・アンプトンの葬礼
23.ヴォー夫人のジグ
24.ウィンター夫人のジャンプ
25.別れのファンシー
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