エディターレビュー
真夜中の一人酩酊オンステージの奇跡を、もしポピュラーミュージックとして人様に聴かせられるに足るモノに出来るなら形にしてみたい…と向井が思ったかどうかは別にして、非常に不純物のない音源が上がってきた。もはや言わずもがな、元ナンバーガールの向井秀徳が狼煙(のろし)を上げたZAZEN BOYSの1stアルバムだ。 勝手気ままに四散するギターカッティングを求めた故のファンク、腹の底からしぼりだすからこうなったとでも言わんばかりのソウルフルなファルセット、ほぼワンコードの淡々としたビートに乗せ、世界と自分を交互に断罪する「自問自答」に至ってはTHA BLUE HERBすら震撼しそうな我流のヒップホップの消化だ。何もかもが生ぬるいと感じている人すべてに聴いてほしい。(石角友香)
カスタマーレビュー
あぶらだこの遺伝子。 ZAZEN BOYS ZAZEN BOYS
このアルバムは日本人にしか創り得ないオルターナティブ・ロック、そんな作品。
ポスト・ロック的な変速と変則のコードの流れとは一線を画する囃子のような拍子のとりかたに、切れを多用した節回し。
このバンドはあぶらだこのエソテリックな知識を引き継ぎ、それにアロハシャツを羽織らせた感じ。
そういう点では、あぶらだこの音楽を聞いた事のある方はこのアルバムを聴いて面白みは感じても、驚きや真新しさは感じなかったと思います。
このアルバムが好きで、あぶらだこの音楽を聞いた事の無い方は、亀盤と言うアルバムの八曲目に収録されている「落札」を聞いてみて下さい。
気に入った方は青盤、木盤に進むと思います。
ただ、あぶらだこの音楽にアロハシャツを羽織るハイカラさはありません。
当時は究極のマージナル・マンとして孤立していたあぶらだこの遺伝子はこんなところにもある。
4まで出た2009年を振り返り ZAZEN BOYS ZAZEN BOYS
2004年というITバブル、プチ新自由主義バブル期に
ナンバーガールという厨学生向けのバンドに早めに見切りを付け
世の中はウソだらけであるとブルースをする。
向井秀徳の魅力を決定付けた一枚だった。
ただ、2,3,4と続くzazenの作品は中途半端。だからなおいっそう際立っている。
ZAZEN中毒 ZAZEN BOYS ZAZEN BOYS
このアルバムは本当に中毒性が強い。初めて聞いた時は「こんなもんか…」って感じだったが、何度も聞くとどんどん向井の世界に引き込まれる。 最後に収録されている自問自答は長めの曲だが、いつまでも聞いていたくなる曲だ。 一言でこのアルバムを表すなら、私は不思議としか言えない。 なぜ、こんなに夢中になっているのだろうか。不思議でならない。
また、ZAZEN BOYSは人によって好き嫌いが分かれるようだ。特にナンバガファンだった人は戸惑うだろう。ナンバガファンはセカンドのほうが良いのかもしれない。 なので初めて向井に触れる人はとりあえずファーストアルバムを買ってみると良いのではないだろうか。
ZAZENになって・・・ ZAZEN BOYS ZAZEN BOYS
大人になった気がする。
ナンバガ時代は「俺らがロックを確立するんだ。」といわんばかりの激しさだった。
しかしアヒトが脱退し、「ナンバーガール」が解散し、ソロでも活動を開始し、そして「ZAZENBOYS」へ・・・
やっぱり音が大人になったな〜
ナンバガ時代が好きだという人はたくさんいると思う。
それゆえZAZENをあえて触れずに聞かず嫌いしている人もいると思う。
そういう人には聞いてほしい。
「自問自答」を・・
向井が言いたかったことが全て集約されている気がするから・・・
鋭角依存症 ZAZEN BOYS ZAZEN BOYS
2002年Number Girlが解散しました。その直前に発表したアルバム「NUM-HEAVYMETALLIC」には、今考えるとZAZEN BOYSの誕生を予感させるものがあったでしょう。
向井氏自身も理想とするZeppelinの、間を多く利用した極太サウンド、巧みなコードワーク、向井氏の叫びと独特の詩世界、そしてヒップホップ特有の攻撃性がみごとなまでに重なり合い、ここに一つの金字塔を生み出した。
最新レビュー ZAZEN BOYS ZAZEN BOYS
収録曲・トラック
Disc1
1.Fender Telecaster
2.USODARAKE
3.The Days Of NEKOMACHI
4.YURETA YURETA YURETA
5.COLD SUMMER
6.開戦前夜
7.INSTANT RADICAL
8.MABOROSHI IN MY BLOOD
9.IKASAMA LOVE
10.SI・GE・KI
11.KIMOCHI
12.WHISKY & UNUBORE
13.自問自答
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