エディターレビュー
女性シンガーソングライター、柴田淳の8枚目となるシングル。タイトル曲の「未成年」は美しいメロディーのスロー・バラード。未成年ならではの弱さや葛藤をつづった歌詞を、ピアノやストリングスのやわらかく繊細なサウンドとともに、柴田は絹のようにやさしい手触りのハイトーン・ヴォイスで切々と歌い上げる。カップリングの「幸せなうた」もバラードで、こちらは彼女のファルセットが聴きもの。もう1曲の「サーカスがやってきた」は短いピアノ・ソロ。彼女ならではの卓越した歌唱力と、純朴で真摯な世界観が堪能できるシングルだ。(小山 守)
カスタマーレビュー
未成年の犯罪事件を紐解く、奥深い歌詞に圧倒 未成年 柴田淳
私は、柴田淳を全く知らない人間だったのですが、 このCDが発売されてすぐだったのか、夜中の音楽番組で「サビだけ」流れたのを耳にし、それが耳から離れず、すぐに探して買いました。 この「未成年」の歌詞はすごい。 どうしてこの女性は、こんな歌詞がかけるのだろうと思っていた。 犯罪に走る子どもの傷ついた心、子ども自身が感じる素直な大人への感情・・・ 普通に生きてきた人には絶対に書けない歌詞だと思っていた。 だから、きっとファンから寄せられた手紙を元に書いたのか、 それとも最近多発する親子の殺し合いや虐待といった事件に感受性の高い人物なのだと思っていた。 柴田さん自身の子どもの頃の感情だったのですね・・・。 だから、ダイレクトに心に響くわけですね。 上っ面の、言葉だけではない、心底からの思いをメロディにできるのですね・・・。 このCDは、子どもの頃につらい経験をした人や、 感受性の高い人ほど心に突き刺さり、理由もなく涙が出ると思います。 逆に、苦労もなく親子関係を幸せに生きてきた人や 世の中の殺伐としたものに興味もない人には届かない音楽です。 私は、犯罪に走りそうなほど追い詰められている子ども達や、 その親に向けて、このCDを贈りたい。 柴田さん、すごい音楽人ですね。 私は洋楽邦楽問わず結構な数のCDを持ってますが、 この曲は私の人生でかなりのウエイトをもたらす曲となっています。
自分に距離を置いて「自然にできた作品」 未成年 柴田淳
「未成年」は、シークレット・ライブで、かつて本人も語ったように、自分の青春時代の親との葛藤を歌ったもので、そういった意味ではかなり赤裸々でもある。しかし、その葛藤を終え、心の整理ができてその頃の自分に距離を置いて「自然にできた作品」だと言ってたのが理解できる作品。彼女の魂の歌の中でも、最も輝きのある曲で、当時も今も、子供や子供を持つ親から反響と絶賛が止まないのもわかる。柴田淳はビジュアル系だと勘違いしている人も多いが、彼女の声を聞いて欲しい。彼女の声を直に聴いて欲しい。才色兼備というほかない。透き通る声の中に、歌詞の一語一語を大事にする人。声、歌詞、容姿、非の打ち所がない。これからも期待したい歌手だ。
右へ倣えよりは・・・・・・ 未成年 柴田淳
露骨なほどにメッセージが込められた曲だと思います。これまでの包み込むような淡い詩ではなくて、タイトルと内容から、そのメッセージは両親や大人たちに向けられているようです。 柴田淳さん自身は「この曲が響いてしまう今の世の中が、とっても淋しくも感じてしまう」とホームページで語っています。流れるメロディーがいっそうの悲哀感を漂わせ、詩に力を込めます。もっとも身近であるべき関係が希薄である今だからこそ、「よくわからない」と投げ出さずに向き合う勇気が必要なのでは。「考える」きっかけとなる歌だと思います。
心をえぐられる歌詞 未成年 柴田淳
問題作であることは間違いないと思います。 この曲を聴いて何かを感じること。それは本当は感じてしまってはいけない事なのかもしれません。 私はこの楽曲を聴いて涙が出てしまいました。私も多くの大人の中の一人なのだと感じました。 この楽曲に「答え」は無いと思います。
どうしてしまったのか 未成年 柴田淳
この曲を聴いたとき、初めは驚き、さらにはげんなりとした気分に させられた。 勝手な思い込みだが、私は柴田さんの自分の意思、良くても悪くても 私はこうするんだ、こう思うんだという「思い」が好きでデビュー 当時から聴き続けてきた。 まさか、こんなまるで尾崎豊のような「全部周りが悪い」ソングが 送り出されるとは思わなかった。 また中身を確かめずにCDを購入できる歌手が独りいなくなった。 残念に思う。
最新レビュー 未成年 柴田淳
収録曲・トラック
Disc1
1.未成年
2.幸せなうた
3.サーカスがやってきた(Piano Solo) ※〈ConnecteD〉
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