エディターレビュー
バンドリーダーでもあったベーシスト西原誠の脱退という大きな出来事を経て制作された6枚目のオリジナル・アルバム。シングルとしてリリースされた「ぼくらなら」「会いに行く」を収録した本作は、静寂と轟音が交互に訪れる「豚の皿」、鋭利に空間を切り裂くギター、激しく感情を吐き捨てるようなボーカル、まっすぐに疾走するドラムが融合した「シスター」、ファットなベースを中心としたしなやかなグルーヴが印象的な「ミスフライハイ」など、ハード&ヘビィなロック・ナンバーが並んでいて、メンバー3人の気合いと心意気が伝わってくる。(森 朋之)
カスタマーレビュー
イデアの水槽 イデアの水槽 GRAPEVINE
まず『豚の皿』でやられました!なんて哲学的な歌詞だろうと思ったしメロディーがまたすごく合ってるなぁと思いました。『シスター』『ミスフライハイ』は今までにない感じのシャウトが聞けます。最初は滅茶苦茶な曲構成だなと思ってましたが繰り返し聴いていくと後半の『Good-byemyworld』以降の流れが堪らなく綺麗だなと分かりました。文章かくの下手で上手く言えないのですが、『アナザースカイ』に匹敵した美メロが多いアルバムだと思います!
GRAPEVINE イデアの水槽 GRAPEVINE
今作品はバインの歴代のアルバムの中でもベストだと私は思う。 ロックの持つ心地よい気だるさがうまく表現されており、個々の楽曲の持つクオリティも非常に高い。聞くものの心に何らかの傷跡を残していく、GRAPEVINEの真骨頂が出た快作 。是非聞いて頂きたい。
かなり好きだ。 イデアの水槽 GRAPEVINE
「豚の皿」の歌詞の「ストライプ」は、田中氏の歌い方で「スター」にも聞こえる。ストライプとスター。あの国のことを歌っているのだろう。 まぁとにかく、こんな格好いい音を作れるバンドは他には居ないのでは。 「シスター」のいきり立った感じ。 「ミスフライハイ」の絶叫とスピード感。 「Good bye my world」の鬱でどうしようもない感じ。 「アンチ・ハレルヤ」の皮肉+おとぼけな感じ。 特に「アンチ・ハレルヤ」最後のオチというかが脱力でよい。 全て、情緒不安定な私をさりげな〜く救ってくれるのである。
わからないからこそ イデアの水槽 GRAPEVINE
田中の歌詞は独特である。他グループでも難解な詩はあるが、田中の歌詞は歌詞カードをにらみながら聴いていても分からない難解さである。なぜ分かりやすい言葉を選んでくれないのか。 多分、真にわかってほしいからこそ、分かりやすい言葉では語れないのだ。極私的感情を、通俗的な言葉に変換することに耐えられないのだ。情念をそのまま言葉にするため、脈絡をつけにくいのだ。 言葉の響きが耳に残る。言葉は、脈絡だけでなく、こうして音としても生きるのだなあ。 わからなさが、わかってほしいという叫びとなって耳を打つ。だから、投げ出されたまま説明のない言葉の羅列に、かえって私たちが真実を見いだすという逆説が成り立つ。 彼らの曲を聴くと、わからないからこそ、そこから何かを分かりたい、と私などは思う。
攻撃的、ソリッドになった。 イデアの水槽 GRAPEVINE
以前の音と比較して音が攻撃的でソリッドになったと感じた。メロディアスな曲調、意味深な歌詞、高音でハスキーな声、これらが以前のグレイプバインのイメージだった。今回は、より激しくなった曲の中で歌詞はストレートな印象を受けた。メロディも複雑な展開をめざしているわけじゃなく、ストレートに、力強いアレンジの中で突っ走るといった感じ。やっぱりシングルになった曲が好きなんだけど、ボーカルがきれまくってるやも好き。高らかに愛を掲げ、みんなで恋愛しようぜっていう他の健全なロックバンドじゃなくて、ちょっと斜にかまえた感じがやけにリアルなんだなと思った。ためいき出る。。。
最新レビュー イデアの水槽 GRAPEVINE
収録曲・トラック
Disc1
1.豚の皿
2.シスター
3.ぼくらなら
4.ミスフライハイ
5.11%MISTAKE
6.SEA
7.Good bye my world
8.Suffer the child
9.アンチ・ハレルヤ
10.会いにいく
11.公園まで
12.鳩
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