エディターレビュー
クイールと名づけられた盲導犬の一生を、さまざまな人間との親密なふれあいを通して描いた感動作。盲導犬センターのトレーナーがドラマの狂言回しとなる格好で、ブリーダー、パピーウォーカー、パートナーへと引き継がれていくクイールの生涯がリレー形式でつづられていく。その三者三様にクイールとの深いきずなは培われていくが、とりわけクイールのパートナーとなる渡辺(玉置浩二)が登場する4話以降からドラマは急速に高まっていき、6、7話にいたっては涙なしには見通せないほど。 クイールを演じた十数匹の犬たちが実に素晴らしい。また、パートナー役の玉置浩二とトレーナー役のうじきつよしの名演が、実話をもとにしたこのドラマにさらなるリアリティを与えている。人間ドラマとしても見ごたえ十分で、中でも渡辺と妻・祺子(竹井みどり)との語らいの場面には胸を締めつけられずにはいられない。親子で見られる作品としても、おすすめしたいドラマである。(麻生結一)
カスタマーレビュー
感動の超名作 盲導犬クイールの一生 DVD-BOX 沢口靖子
最近話題になっている盲導犬とそれに関係する人々の ヒューマン&ドッグドラマです。 ジョナサン(クイールの幼名?)と檀ふみ演じるブリーダー、そして近所の子供たちとの関係を描いた1話目。 沢口靖子、勝村正信演じる パピーウォーカー(盲導犬になる犬をボランティアで育てる里親)に 預けられ、人間とのふれあいの中で人を好きになる過程を描いた2、3話。 そして4話以降は犬嫌いである玉置浩二演じる視覚障害者の渡辺さんが 登場し、本格的に動きます。 最初はクイールに戸惑いながらも四苦八苦して盲導犬と共に 生活し、やがてお互いになくてはならいない程の深い絆で結ばれるまでの 存在になる過程は見ている者をググッと引き寄せ、その展開に 知らず知らずのうちに目に水が溜まります。 また物語りは、うじきつよし演じるトレーナーを通し、1頭の盲導犬を 育てるのにどれだけの苦労があるのか教えてくれます。 最後の渡辺さんとその家族、そしてクイールとの場面には本当に涙します。 この話を通して盲導犬の存在意義が深く人々に浸透すればいいなと思います。 余談ですがこのあと玉置さんは北海道盲導犬ユーザーの会のために 『ひかり』という曲を提供されています。
現実性とあたたかさを兼ね備えたドラマ 盲導犬クイールの一生 DVD-BOX 沢口靖子
NHK月曜ドラマシリーズで全回見ました。犬嫌いのパートナーとの出会いから、お互いになくてはならぬ存在に変わっていくまで、回を重ねるごとに見逃せないものになってきます。第1話・いわゆる導入部での、子犬のクイールを子どもが連れ去って隠すシーンで預り主や親たちの対応が甘すぎるのではとの印象を受けましたが、話が進むにつれ盲導犬の置かれている厳しい現実も浮き彫りにしており、訴えるものがあるドラマだと感じました。6話と最終話は涙する人が多いのではないでしょうか。実話であるということからもこれは保存版として最適です。
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