見どころはシューマンのコンチェルトシュトゥック。世界最高峰のベルリン・フィルの首席シュテファン・ドール氏、何と贅沢にも2番ホルンにシカゴ響の主席、名手クレベンジャー氏、3番ホルンはベルリン国立歌劇場主席のガルシア氏、4番ホルンはベルリンフィルが誇る若き不動の2番奏者シュレッケンベルガー氏の4人が奏でるシューマンのコンチェルトシュトゥック。この1曲を見るためだけにでも十分購入の価値有り。ドール氏は、ヤマハのトリプルホルンを見事に使いこなし、曲中に出てくるダブルハイAへの跳躍は息をのみます。クレベンジャー氏のフォローも受けつつ完璧に吹ききるドール氏。ガルシア氏奏でる甘い響きの第2楽章。どれをとっても素晴らしい後世に伝えるべき名演です。
アンコール曲のワルキューレ、ホルンはバンダにコンチェルトシュトゥックの豪華メンバーをそろえて見応え十分。
Disc1
1.●ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調op.93
2.●シューマン:コンチェルトシュテュック ヘ長調op.86
3.●リスト:交響詩第3番「レ・プレリュード」
4.●ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」~ワルキューレの騎行