羽田健太郎氏初のサントラ作品集として発売された本作ですが、収録曲の3分の1程度が初CD化もしくは初音盤化の音源で占められています。聴き終えた感想としましては、一作品当たりの収録曲が少なすぎて欲求不満が募る。2枚組では少なすぎるという感じですね。まあ、「ハネケン入門」あるいは「ハネケン音楽カタログ」として聴けば良い作品だと思います。最後に、このCDを契機にハネケンさんの未CD化及び未音盤化作品が一つでも多くCD化されることを期待します。
個人的にハネケンさんは大好きです。「勝手にしやがれ」のイントロのシャープなかっこよさ、「超時空要塞マクロス」の雄大なスケール、「題名のない音楽会21」での軽妙洒脱なトーク、そして、文章もお上手。そんなハネケンさんの作品集ですから面白くて素敵でないはずがありません。
「戦国自衛隊」のテーマ等の初商品化もいいですが、根強いファンを持つ「宇宙戦士バルディオス」の主題歌が収録されたのは大変価値があります。ただ、残念なのはオープニングテーマの「あしたに生きろバルディオス」のみが収録され、エンディングテーマの「マリン、いのちの旅」が漏れてしまったこと。貴重な音源だけに他の既CD化曲を省いてでも入れて欲しかった。仕方ない、またの機会を待ちましょう。
そういうわけで、星を一つ減にしましたが、全体としては二重丸の出来。めくるめくハネケンワールドをご堪能あれ!
劇伴ファンには待望のハネケンさんの作品集。映画・ドラマ・アニメと多岐にわたるジャンルの曲が収録されている。初CD化された曲も多く、刑事ドラマファンにとっては「刑事物語’85」メインテーマが感涙モノではないだろうか。ワタシはこの曲だけで購入を決めた。
私は『科学救助隊テクノボイジャー』のファンなのですが、まさかこの作品がCD化されるとは・・・! 『テクノボイジャー』はハネケンさんがよりクラシックな方向へ軸足を移していた頃の貴重な音源です。全曲素晴らしいですが、特にハネケンさんお得意の短調曲「地球荒廃」は傑作です!
Disc1
1.海はぼくの生命さ
2.宝島(町田よしと)
3.大海戦~夕陽の大船団
4.小さな船乗り(町田よしと)〈劇場用映画「戦国自衛隊」より〉
5.戦国自衛隊・メインテーマ〈劇場用映画「薔薇の標的」より〉
6.薔薇の標的・メインテーマ〈テレビアニメーション「ムーの白鯨」より〉
7.白鯨のテーマ~変身!出撃
8.LOVE(かおりくみこ)
9.ムーの勇者たち〈テレビアニメーション「宇宙戦士バルディオス」より〉
10.あしたに生きろバルディオス(伊勢功一)〈劇場用アニメーション「夏への扉」より〉
11.夏への扉~メインテーマ
12.愛のテーマ~サラ・ヴィーダー〈テレビアニメスペシャル「恐怖伝説 怪奇!フランケンシュタイン」より〉
13.レクイエム
14.花たちの日々(かおりくみこ)〈テレビアニメーション「科学救助隊テクノボイジャー」より〉
15.西暦2066年
16.テクノボイジャー出動〈テレビアニメーション「科学救助隊テクノボイジャー」より〉
17.ドッグ・ファイター〈テレビアニメーション「スペースコブラ」より〉
18.平和への脱出
19.甘い出来事(清野由美)
20.スペシャル・モーメント
Disc2
1.ワンダフル・ガイズ〈劇場用映画「凶弾」より〉
2.陽ざしの中の青春
3.Symphony of The Aquarius〈劇場用アニメーション「宇宙戦艦ヤマト 完結編」より〉
4.明日への旅立ち〈劇場用映画「さよならジュピター」より〉
5.さよならジュピター・メインテーマ〈テレビアニメーション「名探偵ホームズ」より〉
6.君の心に包まれて〈テレビアニメーション「ゴッドマジンガー」より〉
7.ドラゴニア軍の進撃〈テレビドラマ「刑事物語’85」より〉
8.刑事物語’85メインテーマ
9.ミッドナイト・パトロール〈テレビドラマ「ただいま絶好調!」より〉
10.恋のエナジー〈テレビアニメーション「機甲戦記ドラグナー」より〉
11.Flying High!〈イメージアルバム「3×3EYES」より〉
12.第2楽章“迷走”〈テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」より〉
13.渡る世間は鬼ばかり〈テレビ特撮「爆竜戦隊アバレンジャー」〉
14.莫大!爆発!驀進!!より
15.うなれ!爆竜電撃ドリルスピン!!より〈テレビアニメーション「おにいさまへ…」より〉
16.BGM M-1
17.BGM M-2
18.BGM M-18
19.BGM M-9〈ラジオドラマ「グリーン・レクイエム」より〉
20.グリーンレクイエム・メインテーマ(羽田健太郎)