全45分の内、前編約35分が「動く写真集」で、後編約10分がメイキング映像。おまけとして、「秘蔵・生い立ち写真」が30点収録されている。
前編の「動く写真集」は、大塚ちひろのファースト写真集「なるときんとき」のDVD版といえるもので、写真をスライドショー的に次々と映し出し、バックに全16遍の詩の朗読(大塚)が入る。写真は素晴らしいもので、大塚のナレーションもとても魅力的なのだが、DVD作品としては動きが少ない分若干の物足りなさも感じました。反面、アイドル写真にありがちな媚びたようなカットが少なく、はつらつとした大塚の表情に、好感度はアップしました。
後編のメイキングは、彼女の出身地徳島での撮影ということもあり、古里の街・海・学校などを背景に表情やコメントにもリラックスした自然な様子がうかがえて、とても良かった。飾らない素顔を見れるところが動画ソフトの良さでもあるんだよね。レオタード姿になって得意の器械体操の技を披露する所や、恥じらいながらもブルマ姿で体操する所などは、ちひろファンならずともアイドル好きにはたまらないお宝映像と言えるでしょう。彼女の場合はすでに女優として華々しいスタートを切っているので、今後二度と拝めない貴重な映像となる可能性も大です。
全体的にはやや地味な印象でしたが、単なるイメージビデオとは違って、自宅でのショットや家族・恩師なども所々に登場するなど、彼女のバックボーンに深く踏み込んだ作品となっており、ちひろファンなら見逃すことの出来ない一枚と言えるでしょう。