クラシック音楽と言うと堅いイメージがあります。
どことなく、襟を正して聴く、という感じでしょうが、この『クラシカル・エヴァー・プレゼンツ・・・デジャ・ヴ』は、一味も二味も違いました。
冒頭のヴァネッサ・メイによる「ストーム (ヴィヴァルディ:『四季』より第3楽章「夏」)」は、ロック・ビートにのって演奏されるヴァイオリンのリズミカルなことは、特筆すべきものでした。ヴィヴァルディの『四季』が現代に蘇った感じです。
小野リサのボサノヴァにのせて歌われる「オ・ソレ・ミオ」は、とても軽やかで、テノールが声を張り上げる従来の演奏とは全く違った音楽になっていました。
その他、バリー・グレイによる「サンダーバードのテーマ」はとても懐かしかったですし、
ロイド・ウェッバ−のミュージカルでおなじみのサラ・ブライトマン の「ある朝早く (イギリス民謡)」の爽やかな歌声は、「ヒーリング・ミュージック」としても一級品です。
「デジャ・ヴ(既視感)」のコンセプトでの編集アルバムですが、聴いたことのある曲が大変身して目の前に現れた感じがしています。
Disc1
1.ヴァネッサ・メイ / ストーム (ヴィヴァルディ:『四季』より第3楽章「夏」)
2.ヴァネッサ・メイ / バッハ・ストリート・プレリュード (J.S.バッハ:「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番」)
3.小野リサ / オ・ソレ・ミオ (ナポリ民謡)
4.バリー・グレイ / サンダーバードのテーマ
5.プゥルセル / スケーターズ・ワルツ (ワルトトイフェル: ワルツ「スケートをする人々」より)
6.エマニュエル・パユ&ジャッキー・テラソン / 夢のあとに (フォーレ:「夢のあとに」)
7.レス・バクスター / ザ・パールズ・オブ・セイロン
8.小野リサ / 20年のすべて (エンニオ・モリコーネ: 映画『ゼロの世代』より)
9.ヴァネッサ・メイ / (アイ)キャン・キャン(ユー)? (オッフェンバック: 歌劇『天国と地獄』より「カン・カン」)
10.ワン・リトル・クリーチャー / ドント・ビー・アフレイド (サン=サーンス:「白鳥」)
11. エニグマ/グラヴィティ・オブ・ラヴ (オルフ:「カルミナ・ブラーナ」)
12.プゥルセル / 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 (マスカーニ: 歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲)
13.サラ・ブライトマン / ある朝早く (イギリス民謡)
14.デヴィッド・アベル / タイム・トゥ・セイ・グッバイ (オーケストラ編)